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ツアー・オブ・ジャパン2024 第5ステージ 綿半 信州飯田ステージ<レースサマリー>

⽇時:2024年5⽉23⽇(木曜⽇) 
場所:長野県飯田市
天候:曇り23℃ 
来場者数:19,000人

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アスタナがワンツーフィニッシュ! ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)が執念の逃げ切りでステージ優勝

大会が折り返しを迎えるツアー・オブ・ジャパン5日目は、綿半 信州飯田ステージ。下久堅小学校グラウンド前がスタート&フィニッシュ地点となる1周12.2kmの下久堅周回コースを10周する走行距離120.9km。これまでのステージよりも山岳色が強まり、本格的な総合優勝争いの始まりとなるステージだ。

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1周目の終わりにニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)や山岳賞ジャージを着る中井唯晶(シマノレーシング)を含む14名の逃げ集団が形成。周回完了時の中間スプリントポイントはコンフォブ・ティマチャイ(ルージャイ インシュアランス)が先頭通過を果たす。2周目に設定された山岳ポイントは中井が先頭で通過し、7ptを加算する。

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2周目でマックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)が単独で先頭集団に合流。3周目完了時の中間スプリントポイントは入部正太朗(シマノレーシング)が先頭で通過。総合7位につけるライアン・カバナ(キナンレーシングチーム)が2位通過でボーナスタイム2秒を獲得した。

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5周目に設定された山岳ポイントはウォーカーが先頭通過。ここで先頭グループは8名まで人数を減らす。5周目完了時の中間スプリントはカバナが先頭通過で新たにボーナスタイム3秒を稼いだ。7周目の山岳ポイントではアスタナが攻撃に転じ、ヴィノクロフが先頭通過。

最終周回のKOMでメイン集団が逃げていた選手たちを飲み込んだが、これを嫌ったヴィノクロフが単独で飛び出し。15名ほどのグループに先行して山頂を通過する。

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このヴィノクロフに残り3kmでベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)が単独で合流。メイン集団が迫る中、フィニッシュの登りでアタックしたヴィノクロフがステージを制した。2位には集団から飛び出したダヴィデ・トネアッティ(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)が滑り込み、ダイボールは3位となった。

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ステージ優勝 ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)のコメント:
「今日一番いい戦術は逃げることだと考えていました。マックス・ウォーカーと二人で逃げに乗り、逃げの人数が多すぎてペースが上がらなかったので残り50kmで絞り込みました。残り10kmで集団が追いついてきたので、最後の山岳ポイントでは全開でアタックして単独になりました。その後一人が追いついてきましたが、残り500mで再度アタックして勝ち切ることができました。美しい日本で勝利できてとても嬉しく思います。」
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個⼈総合時間賞(グリーンジャージ)・個⼈総合ポイント賞(ブルージャージ)
ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)のコメント:
「まずはチームのみんなに感謝を伝えたいです。レースをコントロールして、リーダージャージを守ることが出来ました。明日はビッグデイになると思いますが、我々は準備できています。」

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個⼈総合⼭岳賞(レッドジャージ)中井唯晶(シマノレーシング)のコメント:
「序盤から登りがキツかったですが、2周目にキナンのライアン(・カバナ)選手の動きに合わせて逃げに乗れて、最初の山岳ポイントを先頭通過することができました。この厳しいステージでポイントを加点できたのは、この山岳賞ジャージを東京で着るという意味でも大きいと思います。」

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新人賞(ホワイトジャージ)ザッカリー・マリッジ(チームブリッジレーン)のコメント:
「タフな一日でしたがジャージをキープできて良かったです。集団はJCL TEAM UKYOが終日コントロールしていて、私達がコントロールに入ってもよかったのかもしれませんが、手がまわりませんでした。明日は総合系の選手を助けつつ、このジャージがキープできると良いのですが。」
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第5ステージ 綿半 信州飯田ステージ順位
1位    ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)3時間2分43秒
2位    ダヴィデ・トネアッティ(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)+3秒
3位    ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)+3秒

個⼈総合時間賞(グリーンジャージ)
1位    ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)12時間04分51秒
2位    アナトリー・ブディアク(トレンガヌサイクリングチーム)+15秒
3位    カーター・ベトルス(ルージャイ インシュアランス)+18秒

個⼈総合ポイント賞(ブルージャージ)
1位    ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)52pt
2位    寺田吉騎(シマノレーシング)45pt
3位    マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)43pt

個⼈総合⼭岳賞(レッドジャージ)
1位    中井唯晶(シマノレーシング)32pt
2位    ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)12pt
3位    マックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)10pt

個⼈総合新人賞(ホワイトジャージ)
1位    ザッカリー・マリッジ(チームブリッジレーン)    
2位    ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)    
3位    ネリア・ムニエ ソー(NIPPO・EF・マルティーグ)    

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