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第2ステージ<レポート>

全員協調の逃げ集団がまんまと逃げ切り。エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)がグリーンジャージを奪取!

日時:2019年5月20日(月曜日)
天候:曇り22℃
内容:NTN presents 2019 ツアー・オブ・ジャパン第2ステージ京都
来場者数:47,000人

同志社大学
レース2日目の京都ステージは、京田辺市内の普賢寺ふれあいの駅から同志社大学京田辺キャンパスまでのセレモニアルライドの後、普賢寺小学校からリアルスタートし、3.4km走ったところから1周16.8kmの周回コースに入り、全6周回を周り精華町のけいはんなプラザ前でフィニッシュを迎える総距離105.0kmのコース。
リアルスタート後、散発的なアタックが繰り返されながら、1周目終盤で入部正太郎(シマノレーシングチーム)、安原大貴(マトリックスパワータグ)、フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)を含む7名に逃げ集団に落ち着き1周目のゴールラインを通過。メイン集団とのタイムギャップはおよそ1分20秒となった状態で全体が2周目に入る。

逃げ集団
逃げ集団から2名が脱落した変わりにアルチョム・オヴェチキン(トレンガヌ・INC・TSG・サイクリング・チーム)がジョイン。6名の逃げ集団となり、そのままタイムギャップを1分以上キープしたままレースは終盤の5周目まで推移。その間、2度の中間スプリントは1回目、1位安原大貴(マトリックスパワータグ)、2位アドリアン・ギロネット(インタープロサイクリングアカデミー)、3位エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)。2回目、1位エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)、2位安原大貴(マトリックスパワータグ)、3位入部正太郎(シマノレーシングチーム)。それぞれ、5pt、3pt、1ptが与えられ、同様に2度の山岳ポイントは1回目、1位フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)、2位アドリアン・ギロネット(インタープロサイクリングアカデミー)、3位安原大貴(マトリックスパワータグ)。2回目は1位フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)、2位安原大貴(マトリックスパワータグ)、3位アドリアン・ギロネット(インタープロサイクリングアカデミー)で、こちらもそれぞれ5pt、3pt、1ptが与えられた。

メイン集団
残り2周を残し、まず動きが出たのは6名の逃げ集団。ここでまずアルチョム・オヴェチキン(トレンガヌ・INC・TSG・サイクリング・チーム)が先頭集団から脱落。そして最終周回を迎えるところで安原大貴(マトリックスパワータグ)が脱落。ここで入部正太郎(シマノレーシングチーム)とフィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)の2名がアタック。そこへエイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)が追いつき逃げ3名がメイン集団に50 秒の差をつけて逃げ切りを計る。
先頭3名による最後のサバイバルバトルが始まったころ、メイン集団の猛追が始まっていた。1分15秒差で迎えた最周回、チーム間の思惑も強調もないかのように、全員が全開でペダルを踏み続け、その差はみるみると縮まり、最終コーナーを立ち上がり時にはその差15秒。長い最後直線、押し寄せるメイン集団を振り切るように先頭3名はフィニッシュラインに飛び込んで来る。勝ったのはエイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)。タイム差なしの2位は入部正太郎(シマノレーシングチーム)、3位フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)。最後まで追い込んだものの9秒差及ばず、メイン集団のゴールとなった。

Finish
エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)のコメント:
「今日はとてもタフなレースでした。でも今日のコースはとても素晴らしいコースだとも思いました。今回初来日でこのようなレースに参加できて嬉しかったです。逃げていたのは強い選手ばかりで、その中に上手く入り込めてレースを進められたので逃げ切ることができました。」

フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)のコメント:
「今日は前半が逃げたメンバーが全員協力して逃げようという姿勢がみえたので、それはすごく良かったことだと思います。ただ、最後のゴールを取れなかったのでチームには申し訳ないという気持ちはありますが、山岳賞が確実に取れたので、今日はこれくらいで良いと思っています。」

第1ステージ順位
1位 エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン) 2時間41分25秒
2位 入部正太郎(シマノレーシングチーム)           +0秒
3位 フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ) +2秒

個人総合時間賞(グリーンジャージ)
1位 エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン) 2時間44分21秒
2位 入部正太郎(シマノレーシングチーム)           +8秒
3位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)              +19秒
Green
個人総合ポイント賞(ブルージャージ)
1位 エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン) 33pt
2位 入部正太郎(シマノレーシングチーム)      21pt
3位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクル)     21pt

個人総合山岳賞(レッドジャージ)
1位 フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ) 10pt
2位 アドリアン・ギロネット(インタープロサイクリングアカデミー) 4pt
3位 安原大貴(マトリックスパワータグ) 4pt
Red
個人総合新人賞(ホワイトジャージ)
1位 エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)
2位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
3位 フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)

チーム総合順位
1位 チーム・ブリッジレーン
2位 チーム右京
3位 シマノレーシング
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