Tour of Japan 2024
2024年5月19日~5月26日
多くの若手実力派ライダーが集まった第26回大会は、JCL TEAM UKYOのジョヴァンニ・カルボーニが個人総合争いを圧倒的な力で制し、初の総合優勝を達成。また、チームメイトのマッテオ・マルチェッリもステージ2勝を飾るなど、JCL TEAM UKYOが強さを示した大会となった。一方、ポイント賞は寺田吉騎選手(シマノレーシング)、山岳賞は中井唯晶選手(シマノレーシング)が獲得し日本人選手の活躍も目立った。団体総合はチーム ブリッジレーンが制した。
初日の個人タイムトライアル『堺ステージ』では、アスタナカザフスタンDev.のマックス・ウォーカーが力強い走りでステージ優勝を飾り、開幕リーダージャージを獲得。続く『京都ステージ』は、激しい集団スプリントの末にマッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)が制した。『いなべステージ』では、戦略的なアタックが展開される中、ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)が勝利。『美濃ステージ』では、19歳のジョシュア・ラドマン(セント パイラン)が同ステージ初となる逃げ切りでステージ優勝を飾る。総合争いが本格化した『信州飯田ステージ』では、前半から攻め続けたニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン Dev.)がステージ優勝。続くクイーンステージの『富士山ステージ』では、ジョヴァンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)が圧巻のクライミング力を見せつけてステージを制し総合優勝を確実なものとした。『相模原ステージ』では、終盤に抜け出したマックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン Dev.)がスプリントを制してステージ2勝目。最終の『東京ステージ』では、JCL TEAM UKYOのマッテオ・マルチェッリが圧倒的なスプリントでステージ2勝目を飾って大会を締めくくった。個人総合時間賞は、ジョヴァンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)が圧倒的な力で初優勝を飾り、個人総合2位にはクドゥス・メルハウィ・ゲブレメディン(トレンガヌ サイクリング チーム)、3位にはベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)が入った。ポイント賞はシマノレーシングの寺田吉騎、山岳賞は中井唯晶(シマノレーシング)、新人賞はニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザフスタンDev.)がそれぞれ獲得。団体総合時間賞はチーム ブリッジレーンが制した。
堺ステージ | 2.6km | マックス・ウォーカー(アスタナ カザフスタン Dev.) | 0:03:08 |
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京都ステージ | 103.6km | マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO) | 2:41:13 |
いなべステージ | 127.0km | ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO) | 3:10:52 |
美濃ステージ | 137.3km | ジョシュア・ラドマン(セント パイラン) | 3:06:21 |
信州飯田ステージ | 120.9km | ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン Dev.) | 3:02:43 |
富士山ステージ | 66.6km | ジョヴァンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO) | 2:11:53 |
相模原ステージ | 107.5km | マックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン Dev.) | 2:24:45 |
東京ステージ | 104.0km | マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO) | 2:14:11 |
1位 | ジョヴァンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO) | 18:55:45 |
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2位 | クドゥス・メルハウィ・ゲブレメディン(トレンガヌ サイクリング チーム) | +2:06 |
3位 | ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島) | +2:12 |