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ヒストリー

History

Mitsubishi Estate presents Tour of Japan 2022 Outline of the Race

2022年5月19日~5月21日

新型コロナウイルス感染症の影響下で2度目の開催となった24回大会は、前年の3ステージ(富士山、相模原、東京)開催から、信州飯田ステージが復活して全4ステージでの開催となり、かつてUCIワールドチームに在籍していたネイサン・アール(チーム右京)が初日から圧倒的な力をみせつけて総合首位に立ち、そのまま危なげなくリーダージャージを守り切って自身初となるTOJでの個人総合優勝を勝ち取った。また、ステージ3勝を挙げたチーム右京が団体でも3度目の総合優勝を飾った。

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2021年に新型コロナウイルスパンデミック下での大会開催に成功したツアー・オブ・ジャパンは、引き続き2クラスへのダウングレード及び国内チームのみでの縮小大会となったものの、信州飯田ステージを復活させて全4ステージでの開催に一歩前進。ステージ名称とスタート&フィニッシュ地点を変更してリニューアルされた『信州飯田ステージ』を制したのはかつて世界最強軍団のチームスカイに所属していたネイサン・アール(チーム右京)。2日目に登場したクイーンステージの『富士山ステージ』でもチームメイトのベンジャミン・ダイボール(チーム右京)とワンツーフィニッシュを決めて早くも独走体制に。大雨のなかでのレースとなった『相模原ステージ』は、本場欧州で活動する岡篤志(EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメント)が上り基調のスプリントを制してステージ優勝を飾る。スピードバトルとなる最終日の『東京ステージ』は大方の予想通り集団スプリントとなり、またしてもチーム右京のレイモンド・クレダーが得意のスプリントを炸裂させてステージ優勝を飾った。個人総合では危なげない走りをみせたネイサン・アール(チーム右京)が自身初となるTOJの総合王者に輝いた。また、ポイント賞はレオネル・キンテーロ・アルテアガ(マトリックス パワータグ)、山岳賞は⼩林海(マトリックス パワータグ)とマトリックス勢が2枚のジャージを獲得。新人賞はTOJ初出場の宮崎泰史(宇都宮ブリッツェン)が個人総合9位に入る走りでホワイトジャージを獲得した。団体総合時間賞では終始強さをみせてステージ3勝を挙げたチーム右京が3度目の総合優勝を飾った。

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【ステージ優勝】
信州飯田ステージ 119.6km ネイサン・アール(チーム右京) 3:04:25
富士山ステージ 78.8km ベンジャミン・ダイボール(チーム右京) 2:33:18
相模原ステージ 107.7km 岡 篤志(EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメント) 2:33:37
東京ステージ 112.0km レイモンド・クレダー(チーム右京) 2:17:22
【個人総合順位】
1位 ネイサン・アール(チーム右京) 10:31:40
2位 ベンジャミン・ダイボール(チーム右京) +8"
3位 トマ・ルバ(キナンレーシングチーム) +1'37"

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