4th TOUR OF JAPAN
1999年5月16日~23日
初登場の奈良を制したシピカウスキが東京までグリーンジャージを死守。
鈴鹿に変わって奈良、富士に変わって茂木が加わったこの年、イタリアから強豪チームのカンティナトッロとポルティが来日し、ハイレベルな争いとなった。大阪ではスプリンターのモレノ・ディビアゼが勝利して、リーダージャージを手中にするが、翌日の奈良でステージ勝利したムロズのアンドレ・シピカウスキに総合トップは変わっていく。ムロズチームは勝負どころの修善寺、宇都宮と鉄壁のアシスト態勢でシピカウスキを援護し、わずか4秒差で逃げ切った。宇都宮ステージでプロ初勝利を挙げたカンティナトッロのジャンパオロ・モンディニは、2カ月後のツール・ド・フランスでステージ優勝して、スター選手の仲間入りを果たした。そのときにツアー・オブ・ジャパンのIDカードをお守りにして持ち歩いていたことも報道された。ムロズチームはシピカウスキを最後まで援護し続け、エースを総合優勝に導いた。
大阪ステージ | 140.8km | モレノ・ディビアゼ(カンティナトッロ) | 3:01:09 |
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奈良ステージ | 146.75km | アンドレ・シピカウスキ(ムロズ) | 3:52:38 |
修善寺ステージ | 146.4km | ニック・ゲーツ(ディコンチネンタレ) | 4:33:06 |
茂木ステージ | 153.36km | グレーム・ミラー(ニュージーランド) | 3:45:28 |
宇都宮ステージ | 151.3km | ジャンパオロ・モンディニ(カンティナトッロ) | 4:16:01 |
東京ステージ | 147.2km | ブライアン・ウォルトン(サターン) | 3:16:59 |
1位 | アンドレ・シピカウスキ(ムロズ) | 22:54:51 |
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2位 | デニス・ルンギ(チームポルティ) | +3 |
3位 | ニック・ゲーツ(ディコンチネンタレ) | +4 |