6th TOUR OF JAPAN
2001年5月20日~27日
ムロズのニエツビエツキが初日からグリーンジャージを独占して優勝。
このツアー・オブ・ジャパンを重要視するポーランドのムロズチームが、初日から鉄壁の作戦を仕掛けてきた。強力なチームメートの援護を受けて、スプリンターのパベル・ニエツビエツキが大阪ステージで優勝。リーダージャージを獲得した。続く奈良ステージは、アップダウンのあるコースにも関わらず、大ベテランのスプリンター、グレーム・ミラーが優勝。この日も首位をキープしたニエツビエツキは、移動日をはさんで行われる最難関の修善寺ステージを最大の勝負どころとにらんでいた。その修善寺ステージは、土砂降りの雨が降りつける悪天候にたたられ、タッコーニスポーツのパトリック・カルカーニが優勝したが、ニエツビエツキが堅実な走りでゴールし、グリーンジャージを死守。そのまま東京まで逃げ切ることになる。日本勢は21秒差の4位に橋川健が食い込んだ。
大阪ステージ | 140.8km | パベル・ニエツビエツキ(ムロズ) | 3:01:54 |
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奈良ステージ | 127.6km | グレーム・ミラー(ニュージーランド) | 3:07:24 |
修善寺ステージ | 122km | パトリック・カルカーニ(タッコーニスポーツ) | 3:52:15 |
茂木ステージ | 153.36km | カジメシュ・スタフィエイ(ムロズ) | 3:39:41 |
宇都宮ステージ | 154.5km | ラルス・トイテンベルク(リジダ) | 4:07:47 |
東京ステージ | 155.1km | グラム・ブラウン(オーストラリア) | 3:30:36 |
1位 | パベル・ニエツビエツキ(ムロズ) | 21:22:37 |
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2位 | ピエトロ・ズッコーニ(タッコーニスポーツ) | +21 |
3位 | スコット・デイビス(オーストラリア) | +21 |