8th TOUR OF JAPAN
2004年5月23日~30日
ブリヂストンの福島晋一が日本勢として初の総合優勝を達成。
日本勢が主導権を握った戦いが繰り広げられた。奈良で3人が抜け出し、ゴール前で別府匠が福島晋一、廣瀬敏に競り勝って初のステージ優勝を飾り、日本勢として初めての総合1位に。最難関の修善寺でもライバルチームの攻撃を封じ込め、区間5位でゴールした別府がリーダージャージを死守した。そして最後の決戦の舞台となる宇都宮へ。首位の別府と2秒差の福島はこの日、スタート直後から勝負を仕掛けた。他の有力選手も攻撃を仕掛け、愛三工業のアシスト陣は連日のハードワークを余儀なくされ、力が尽き果てて脱落していく。別府のアシストは早い機会からなくなり、自らも全力で集団の先頭を走るしかなかった。結局区間1位と同タイムの3位に入った福島が総合成績で別府を逆転してトップに立った。最終日の東京はブリヂストンチームが完璧なアシストをこなし、日本勢初の総合優勝を福島が達成した。
大阪ステージ | 96.8km | マリウス・ヴィズィアック(チームNIPPO) | 2:09:23 |
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奈良ステージ | 146.2km | 別府匠(愛三工業) | 3:02:10 |
修善寺ステージ | 120km | ドーピング違反により抹消 | |
茂木ステージ | 148.56km | アンドレ・シュルツ(VCフランクフルト) | 3:35:36 |
宇都宮ステージ | 154.5km | ドーピング違反により抹消 | |
東京ステージ | 149.1km | ステファノ・グエリーニ(チームNIPPO) | 3:25:50 |
1位 | 福島晋一(ブリヂストン・アンカー) | 20:07:56 |
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2位 | ドーピング違反により抹消 | |
3位 | クリスティアン・ホイレ(マカンディナ) | +15 |