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フィロソフィー

国内最大規模の自転車ロードレース
大会ビジョン:TOJ NEW GENERATION

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TOJ NEW GENERATION

 UCI公認国際自転車ロードレース、ツアー・オブ・ジャパンは、1982年から1995年まで14回にわたって開催された「国際サイクルロードレース」を継承する国内最大規模の自転車ロードレースです。1996年にUCIステージレースとして承認されたことを機に、その名称を「ツアー・オブ・ジャパン(以下、TOJ)」に変更しました。

 日本を代表する自転車イベントのひとつであり、開催地域の盛り上げや自転車競技の発展に貢献し、国内で行われる自転車ロードレースとしては、都府県をまたぐ唯一のステージレースであり、その規模は全てのスポーツを含めてもかなり巨大といえます。

 TOJは、自転車選手の発掘と育成にも力を入れており、世界的なステージでの活躍を目指す選手にとって、この大会に出場することは重要なステップとなります。一大会で8つのバラエティに富んだ国際レースを経験することができ、本物のプロ選手になるための登竜門的な存在として、日本にいながら世界の若手選手たちと競うことができる貴重な機会を提供しています。日本の美しい原風景の中で、世界クラスの若手選手たちがハイレベルな戦いを繰り広げる、アジアでも有数の国際自転車ロードレースです。

 さらに、レースだけでなく、各開催地では出場選手たちが地元の小学校や地域コミュニティ施設などで、ロードレースの観戦方法や自転車の安全な乗り方などを教えるセミナーやワークショップを開催しています。また、自転車を通じて地域との連携や文化交流を促進する活動も盛んに行われており、より身近な大会として親しまれています。

 単なる自転車ロードレースにとどまらず、地域の活性化や次世代の人材育成にも貢献する社会的イベントとして、今後も多くの人々に愛される大会を目指して参ります。

TOJ NEW GENERATION
TOJは、新たな長期構想を設定し、開催地のメリットを向上させる「TOJ地域創生プロジェクト」と、次世代の人材発掘・育成を後押しする「TOJ NEW GENERATION」という二つの命題に取り組んでいきます。

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TOJ地域創生プロジェクト
「まちおこしツール」として、自転車ロードレースを活用し、「地域経済主導型」のビジネスモデルを構築し、開催地のメリットをより高めるための取り組みを継続します。自転車ロードレースは、観光資源を宣伝するための最も効率的なスポーツイベントの一つです。競技特性により、箱物を必要とせず、観光地などをそのままスポーツフィールドとして活用できるため、世界中の多くの地域で自転車ロードレースが観光PR媒体として活用されています。日本国内でも、先進的な自治体などがこの流れに敏感に反応しており、自転車ロードレースの開催を選択する地域が徐々に増えている背景があります。

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TOJ NEW GENERATION
世界中の若者が集まり、地域の若者が刺激を受け、街が活気づく「TOJ NEW GENERATION」を通じて開催地域に新しい風を吹き込みます。世界中の若者たちが夢を実現するために集い、競い合い、日本の原風景の中で新しい自分を追い求めていく姿は、まさに「NEW GENERATION(新世代)型」スポーツイベントの象徴といえます。TOJを通じて美しい本物の日本の姿を世界中の人たちに知っていただき、夢を持った若者たちがハブとなり、様々な形で交流人口を拡大させていきます。未来を担う若者たちが、これからの日本を創っていく。TOJは「人」と「街」の成長に貢献していきます。

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直接、間接的な地域メリットの提案と提供
「まちおこし支援事業」の側面を持つTOJを最大限活用しながら、実現可能かつ継続的な自転車ロードレースの新たなビジネスモデルの構築を目指していきます。各開催地には様々なポテンシャルが秘められている一方、それぞれの地域特有の問題も山積しています。TOJは各地域用にカスタマイズされた運営プランを提案し、コンパクトかつ効率的なイベント開催を模索しながら、身の丈に合った国際スポーツイベントとして地域に愛されるレースを目指します。

◆開催地直接メリット
レース開催時の直接収入(チームや大会関係者、観客の来場による経済効果)/名産品の販売促進/既存の観光資源のPR/新たな観光資源の創出(本大会開催時以外でのオリジナルサイクルツアーや各種イベントなどの企画)

◆開催地間接メリット(プライスレス!)
地域ブランドの向上/地域愛とプライドの活性化/地域の活力アップ/地域雇用の創出/子どもたちとの交流

第20回大会の開催を記念し「大会公式ロゴ」をリニューアルいたしました。

「ベーシックロゴ」
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20回目という節目の年にリニューアルした新大会ロゴは、ツアー・オブ・ジャパンの「伝統」と「歴史」を継承しつつ、日本を代表するレースとして新たな挑戦を続けていく「情熱」が表現されています。マークの部分については、日の丸をイメージした赤いラインの中に初代ロゴから受け継いだ「ライダー」を組み合わせることで、日本の各地を駆け抜けていくツアー・オブ・ジャパンを表し、国内最大のステージレースとしてこれからも日本のロードレース界を牽引していくという強い決意を込めています。
デザイナー:96/KuRo