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NTN presents 2018 ツアー・オブ・ジャパン ステージ1 堺レースレポート

堺のショートタイムトライアルを制したJLTコンドールのイアン・ビビー。

大阪は堺市を皮切りに8日間で争われるNTN presents 2018ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)がいよいよスタートした。今回で第21回目の開催となるTOJ初日は2.6kmの大仙公園周回コースで争われる個人タイムトライアルだ。コースはほぼほぼ平坦で、スタート・フィニッシュ地点が移動したことにより、昨年よりも若干距離が短くなった。
全16チーム94選手が照りつける日差しのもと、スタートを切った。
まず最初にトップタイムの叩き出したのは、バーレーン・メリダの第1出走者であるグレガ・ボレ。今大会総合優勝に向けても注目の選手が早速頭角を現した。
その後、しばらくボレの記録は破られなかったが、60番目に出走したミッヘル・ライム(イスラエル・サイクリング・アカデミー)が一番時計を繰り出す。しかしホットシートを温める間もなく、JLTコンドールの22歳、オリバー・ウッドが0秒54の差でライムの記録を上塗り。さらに、同チームの最終走者であるイアン・ビビーがウッドのタイムを1秒24上回り、トップタイムを叩き出した。

イアン・ビビー(JLTコンドール)

前大会でステージ3勝、ポイント賞ジャージを獲得したマルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)は最後から4番目に出走し、ビビーの記録にわずかに届かず、2位となった。
初戦を制したビビーは、総合時間賞であるグリーンジャージとポイント賞のブルージャージに袖を通した。新人賞のホワイトジャージは、総合で3位につけたウッドが獲得した。また、日本人最高位は岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が1秒80遅れで第5位につけた。

表彰式

第1ステージ順位
1位 イアン・ビビー(JLTコンドール) 3分12秒00
2位 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1秒05
3位 オリバー・ウッド(JLTコンドール) +1秒24

個人総合時間賞(グリーンジャージ)
1位 イアン・ビビー(JLTコンドール) 3分12秒
2位 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1秒
3位 オリバー・ウッド(JLTコンドール) +1秒

個人総合ポイント賞(ブルージャージ)
1位 イアン・ビビー(JLTコンドール) 10pt
2位 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) 9pt
3位 オリバー・ウッド(JLTコンドール) 8pt

個人総合新人賞(ホワイトジャージ)
1位 オリバー・ウッド(JLTコンドール)
2位 ミッヘル・ライム(イスラエル・サイクリング・アカデミー)
3位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)

チーム総合順位
1位 JLTコンドール


天候:晴れ
気温:23度
来場者数:77,000人
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