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レース速報

05/23 - 02:42
西薗が総合11位

公式記録

公式記録:TIME TIME
1 SALERNO Cristiano
SALERNO Cristiano 16:08:20
2 MIZUROV Andrey 16:10:05
3 SHUSHEMOIN Alexandr 16:10:35
公式記録:POINT POINT
1 MATTHEWS Michael
MATTHEWS Michael 88pt
2 SUZUKI Shinri 62pt
3 CUCINOTTA Claudio 56pt
公式記録:MOUNT MOUNT
1 SALERNO Cristiano
SALERNO Cristiano 37pt
2 SHUSHEMOIN Alexandr 18pt
3 HOUSE Kristian 14pt
公式記録:TEAM TEAM
1 KAZAKHSTAN NATIONAL TEAM
KAZAKHSTAN NATIONAL TEAM 48:37:30
2 SHIMANO RACING 48:41:57
3 TEAM NIPPO 48:43:31

ニュース|NEWS

2010-05-19 15:15:10 新着情報

南信州ステージ優勝の鈴木真理が総合トップに


 第14回ツアー・オブ・ジャパン南信州ステージが5月19日、長野県飯田市の下久堅周回コースで行なわれ、鈴木真理(35=シマノレーシング)がゴールスプリント勝負を制して優勝し、個人総合時間でもトップになった。区間2位はクラウディオ・コリオーニ(27=デローザ・スタックプラスチック)。同3位には佐野淳哉(28=チームNIPPO)。飯田市が地元になる福島晋一(39=クムサン・ジンセン・アジア)は4位という結果に終わった。

 南信州ステージは、ほぼ全ルートが過酷な登りか急激な下りになる。高速で急カーブを疾走するので、選手たちにはテクニックも要求される。
 優勝を狙っていたのは、このステージを地元とする福島。チームメイトと事前に綿密な打ち合わせをしてレースに挑んだ。
 少人数で飛び出して集団からの逃げを決めるメンバーの中に福島のチームメイトがいたので、レース後半まで安心して体力を温存することができた。
 レース終盤、集団が一つになったとき、飛び出したのは福島だった。それに反応してヨン・インホーン(22=ホンコンチャイナチーム)が福島に追いつき2人で協力してゴールを目指した。
 この2人の動きに対して冷静な走りを続けたのが鈴木だった。
「チームNIPPOやデローザ・スタックプラスチックの選手たちが必ずゴール手前に福島に追いつくと思ったので、それに賭けた」と鈴木。
 福島とインホーンはゴール手前300mまで逃げたが、鈴木の予想通り追走してきたコリオーニや佐野たちに捕まった。そのため、勝敗は6人のゴールスプリントにゆだねられた。
 直前、6人は横1列に並んだ。その中で鈴木がわずかに前に出て優勝した。
熱い走りで飯田市民を湧かせた福島は「とても悔しい。ラスト1kmでインホーンの様子をうかがわず、単身で飛び出せば結果はちがっていたかもしれない。一瞬の判断ミスで優勝を逃してしまった」と後悔の表情。
 冷静なレース運びで優勝した鈴木。「世界に通じるほどレベルの高いコースレイアウトの南信州ステージで勝て、個人総合首位にもなれたので、とてもうれしい。選手としての自信にもつながった」と喜びを語った。
 20日は移動日となり、選手たちはこれまでのレースの疲れを取ることに専念する。21日は、距離11.4kmで高低差1200mを一気に駆け上がる富士山ステージでの戦いになる。

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