フランス女性のレイユ審判長が関係者を激励
大会前日には監督会議などが行われた
開幕を明日に控え、事務局のあるホテルではさまざまな会議があり、午前9時30分からはコミッセール会議が開かれた。コミッセールとは「審判」。コミッセールパネルが審判団であり、今大会で全ステージに参加するコミッセールは13人。その中でチーフコミッセール(審判長)を務めるのがクリステル・レイユさんだ。
会議の中でレイユさんは、「ツアー・オブ・ジャパンがどういうものかよく知りたい。みなさんとコミュニケーションを密にしてベストなコミッセールパネルをつくっていきたいと」話した。
8日間で7ステージを走るツアー・オブ・ジャパンだが、レイユさんは「体調管理をしっかりしてください。そして過去最高のレースとなるように盛り上げていきましょう」と各コミッセールを激励し、最後は「ありがとう」と日本語でしめくくった。
このほか、午前11時からは選手の最終エントリーが行われたライセンスコントロール、午後12時30分からは監督会議、午後4時からはドライバーズミーティングと、競技を支える役員やチームの監督が最終準備に追われていた。(朝日新聞・前田光司)