一輪車に乗って元気な笑顔で盛り上げたい
八田荘小学校一輪車クラブの子供たち
「元気に、笑顔で演技したい」。そう話すのは、堺ステージのオープニングパレードに参加する八田荘小学校一輪車クラブのリーダー西野奈々子さん(11)と副リーダーの平尾司さん(11)。
このクラブは毎年、堺ステージを盛り上げている小学生の一輪車乗りたちが所属する。サドルが高い一輪車は高さ4mにもなるが、このクラブの創始者、小松勝男さん(66)がオリジナルで制作したもの。小松さんは「子どもたちの挑戦したいという気持ちに応えていたら、一輪車がどんどん高くなっていってしまった」と話す。
しかし、このクラブですごいのは一輪車だけではない。平尾さんは第22回全日本一輪車マラソンで、フルマラソン女子小学生の部2連覇を達成している。また、メンバーの中には全日本で何人も優勝しているのだ。
クラブの練習は土日以外、毎日夕方4時から6時まで行われている。レースに出場する人は、これに朝練も加わる。その練習成果をお披露目するのが明日の堺ステージなのだ。