いなべステージ&美濃ステージ ロケハン
「ツアー・オブ・ジャパン2023」のロケハン第一弾として、村山大会ディレクターと中野技術・競技マネージャーの2名が、コロナ禍の影響により直近3大会が開催見送りとなってしまった「TOJいなべステージ(三重県いなべ市)」及び「TOJ美濃ステージ(岐阜県美濃市)」の現地視察へ向かいました。
◯いなべステージ
前日に雪が降ったものの、ロケハン当日は天候が回復。日陰などにはまだ雪が残っていたが、路上の雪はだいぶ溶けていた。いなべステージは、昨年も開催を目指していたが、新型コロナの感染拡大により中止を決断。今年は2019年以来4年ぶりとなる開催を目指している。コースに大きな変更はなし。阿下喜駅前をパレードスタートし、梅林公園の周回コースに向かう。
(中野技術・競技マネージャー)
「雪化粧の阿下喜駅前。レース当日はここからパレードがスタートする」
「三岐鉄道北勢線の終着駅である阿下喜駅。カラフルな車両はディズニーランドの蒸気機関車と同じ細さのナローゲージ」
「春にはキレイな梅の花が咲くいなべ市梅林公園も雪景色」
「梅林公園内に設置されるフィニッシュ会場。上り基調の激しい優勝争いが展開される」
◯美濃ステージ
朝から雪が降るなかでのロケハンとなった。気温は終日1度。町の中心にある“うだつの上がる町並み”をスタートし、パレード走行で市街地を抜けてから長良川にかかる橋を渡って周回コースに入る。数年前から建設中だった「新大矢田トンネル(仮称)」がレース本番前に開通予定で、今年のコースはこの新トンネルを通過する可能性がある。尚、これまでのコースよりも標高が下がるため、上り区間の難易度は低下しそう。
(中野技術・競技マネージャー)
「江戸時代初期に築かれ地域豊かな意匠や造形をもった建造物が多く残る岐阜県美濃市」
「これまで12回にわたり使用されてきた大矢田トンネル手前の山岳ポイント」
「フィニッシュ会場となる美濃和紙の里会館。例年激しい集団スプリントが繰り広げられる」
「4年ぶりに美濃和紙の里会館横のグラウンドにも多くのお客さんが集まる」