コロナ禍に突入してから3年目のシーズンがはじまっています。

本場欧州のレースはここまでほぼスケジュール通りに開催されており、欧州のロードレース主催者はコロナ禍をほぼ克服しつつある様に感じます。

一方、ヨーロッパ外の地域については、開催を見送る主催者がまだまだ多く、欧州とその他地域の間には大きな隔たりがあるといえるでしょう。

今回は、2022年に入ってからの各カテゴリーのレース開催状況などをチェックし、大陸ごとの開催レース数の違いなどを改めて確認してみたいと思います。

尚、早い段階で開催を断念し、UCIカレンダー登録を行なっていないレースはここに含まれておりません。

※レース数は1ステージを1レースとカウント

---

◯UCIワールドツアー2022（2月24日時点）

1/18〜23 Tour Down Under／オーストラリア／開催中止

1/30 Cadel Evans Great Ocean Road Race／オーストラリア／開催中止

2/20〜26 UAE Tour／UAE／開催中

※このあと欧州で多くのワールドツアーが開催予定

---

◯UCIプロシリーズ2022（2月24日時点）

欧州で20レース開催

中東で6レース開催

開催中止はなし

---

◯UCIヨーロッパツアー2022（2月24日時点）

25レース開催

開催中止はなし

---

◯UCIアメリカツアー2022（2月24日時点）

14レース開催（中南米）

10レース開催中止（中南米）

---

◯UCIアジアツアー2022（2月24日時点）

10レース開催

11レース開催中止

---

◯UCIオセアニアツアー2022（2月24日時点）

5レース開催

---

◯UCIアフリカツアー2022（2月24日時点）

7レース開催中止

---

このあと、各大陸では多くのUCIレースが開催予定となっていますが、現状、予定通りに開催できるかは不透明な状況となっています…。

すでに3年連続での開催中止を余儀無くされたレースもあり、世界のレースシーンはまだまだ厳しい状況が続いています。