自転車レース観戦のハードルとは
先週末は「伊豆大島(東京都大島町)」で開催された「伊豆大島 御神火ライド」に参加してきました。
夏以降、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が落ち着いていることもあり、全国各地で自転車関連のレースやイベントなどが徐々に再開しはじめています。
私自身もここへきて「飛行機」「新幹線」「高速船」などの乗り物に立て続けに乗車しており、コロナ禍では完全にストップしていた「旅」というものの感覚を少しずつ取り戻しはじめております。
そんな中で参加した今回のイベントは島での開催だったこともあり、いつも以上に各種準備などにエネルギーを費やしてしまいました…。
改めて「自転車関連のイベントに参加するということはイコール旅なんだよなあ」ということを実感した次第です。
ということで今回は、「自転車レース観戦のハードルや注意点」などを、「観戦ブランクからの復帰」という意味も含めて簡単に考察してみたいと思います。
◯観戦(旅)プランを立てる必要がある
スタジアムやアリーナなどで開催される観戦型スポーツと違い、自転車レース観戦はある程度自分で調べて観戦プラン(行動スケジュール)を立てる必要があります(コロナ禍では健康管理報告などを実施した上で観戦可能となるケースもあります)。このプランの出来次第で観戦充実度が大きく左右されるといっても過言ではないでしょう。
◯応援グッズを自作する
チーム応援グッズなどがまだまだ充実していないので、チームや選手を応援するためのバナー(レースに支障をきたさない様に注意する)や鳴り物(コロナ禍では大声での声援は控える傾向になります)などを用意しましょう。尚、コロナ禍なので差し入れなどは控えた方が良いです。
◯レース会場に潜むリスクとは
自転車ロードレース観戦は自然との対話であります。日焼け、蚊、ブヨ、そして時には道なき道を歩くこともあるでしょう。また、自転車レース会場の環境はめまぐるしく変化します。雨が降ることもあれば、炎天下のなか選手へ声援を送ることもあります。ハイキングへ行く時のイメージで準備すると間違いないでしょう。
◯レース展開の追い方
自転車レースは戦いのすべてを目撃するのが難しいスポーツです。時にインターネット配信でコースの反対側を走る選手の走りをチェックし、時にテキストライブから現在の暫定総合成績を割り出したりもします。観戦用のタブレットやモバイルバッテリーなどは必須です。
◯腹が減っては観戦はできぬ
レースを走る選手たちは一日に5,000kcalものエネルギーを消費します。しか し大量のカロリーを必要とするのは観戦者も同じ。突然のハンガーノックで レース観戦リタイアとならないよう補給食や水分はしっかりと携帯しましょう。