東京オリンピック自転車競技メダルテーブル
一生に一度の自国開催のオリンピックが終了しました。
日本は大会全体を通して史上最多となる27個の金メダルを獲り、更に銀14、銅17と、合計数でも58個(総メダル数は1,080個)を獲得してこちらも史上最多を更新しました。
また、国別のメダル数では、アメリカ、中国についで3番目となり、自国開催の期待にしっかりと応える内容となっています。
一方、自転車競技に於いても、最終日に「オムニアム世界チャンピオン」の梶原悠未選手が大きなプレッシャーの中で銀メダルを獲得し、女子自転車競技史上初となる偉業を達成しました!
改めて、自転車競技全体のメダルテーブルは以下の様になりました。
イギリス: 6/4/2 12
オランダ: 5/3/4 12
スイス: 1/3/2 6
デンマーク: 1/2/0 3
アメリカ: 1/1/1 3
ドイツ: 1/1/0 2
オーストラリア: 1/0/2 3
イタリア: 1/0/2 3
カナダ: 1/0/1 2
スロベニア: 1/0/1 2
オーストリア: 1/0/0 1
中国: 1/0/0 1
エクアドル: 1/0/0 1
ニュージランド: 0/2/0 2
コロンビア: 0/1/1 2
ベルギー: 0/1/0 1
日本: 0/1/0 1
マレーシア: 0/1/0 1
ウクライナ: 0/1/0 1
ベネズエラ: 0/1/0 1
フランス: 0/0/2 2
ロシア: 0/0/2 2
香港: 0/0/1 1
スペイン: 0/0/1 1
一方、自転車競技の各種目別メダル獲得数は以下の様になっています。
メダル総数: 66
トラック種目: 36
イギリス: 7
オランダ: 6
デンマーク: 3
ドイツ: 2
カナダ: 2
イタリア: 2
アメリカ: 2
ニュージーランド: 2
フランス: 2
ロシア: 2
中国: 1
日本: 1
マレーシア: 1
ウクライナ: 1
オーストラリア: 1
香港: 1
ロード種目: 12
オランダ: 4
スロベニア: 2
エクアドル: 1
オーストリア: 1
ベルギー: 1
スイス: 1
イタリア: 1
スイス: 1
オーストラリア: 1
BMX種目: 12
イギリス: 3
オランダ: 2
アメリカ: 2
コロンビア: 2
オーストラリア: 1
ベネズエラ: 1
スイス: 1
MTB種目: 6
スイス: 4
イギリス: 1
スペイン: 1
興味深いのは、「フランス」「スペイン」「ベルギー」の様な自転車競技伝統国が下位に沈んでいる点です。
一方、「イギリス」と「オランダ」は全種目に於いて高いパフォーマンスを発揮しています(イギリスのロードチームはメダルこそ獲得できませんでしたが世界最高峰ですし、オランダのMTBもファンデルプールの落車がなけれなメダルを獲れた可能性はあります)。
このことからわかることは、オリンピックのメダル獲得というのは、その国の自転車競技のメジャー度よりも、「いかに準備を行うか」や、予算や人員を効果的に使うために「正しい取捨選択を行うか」にかかっているように感じます。