国内ロードレースのライブ配信再生回数
世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」は、今夜からいよいよピレネーでの最終週に突入します。
世界中で多くのファンに支持されている「ツール・ド・フランス」は、世界190か国以上で中継・配信され、その視聴者数は延べ35億人になるともいわれています。
また、フランス国内での視聴率は多い時で「50%」を越える時もあり、文字通り国の威信をかけた国家的「モンスタースポーツイベント」となっています。
一方、まだまだ自転車ロードレースがマイナーコンテンツといえる日本国内に於いては、現状ではどれくらいの視聴者層がいるのでしょうか。
目安となるのは、国内で「ライブ配信」された主要レースの再生回数となるので、以下、再生回数が伸びていた「YouTubeライブ配信レース」をいくつかピックアップしてみました。
(注:ライブ配信動画のみ)
ツアー・オブ・ジャパン2021 富士山ステージ
129,158回(2021年7月13日時点)
ジャパンカップサイクルロードレース2019
125,176回(2021年7月13日時点)
JCL2021真岡芳賀ロードレース
44,522回(2021年7月13日時点)
Jプロツアー2019宇都宮ロードレース
39,803回(2021年7月13日時点)
ライブ配信動画は複数回再生もカウントされるので、ユニーク視聴者数自体は再生回数よりも少なくなります。
ちなみに上記の「ツアー・オブ・ジャパン 富士山ステージ動画」の現時点でのユニーク視聴者数は8.4万人となっているので、単純に解釈すると8.4万人の方が視聴者したことになります。
一方、他のスポーツとの比較という意味では、検索してでてきた「女子ゴルフ」の「ライブ配信動画」がありましたので参考までにこちらを貼り付けておきます。
ニッポンハムレディスクラシック2021
540,187回(2021年7月13日時点)
やはり国内ではメジャースポーツのプロゴルフだけあって、開催から3日しか経っていないにも関わらず50万再生回数を突破しています。
尚、同イベントはテレビでも放映されており、ゴルフファンはテレビ派な気もするので、潜在的な視聴者数をもっともっと大きいでしょう。
一方、見方によっては「ツアー・オブ・ジャパン 富士山ステージ」と比べて現時点で4〜5倍程度の開きしかないとも言え、開催費用や中継費用はTOJの方が圧倒的に安いはずなので、自転車ロードレースが現時点に於いて「コスパの良い」スポーツコンテンツの一つであることも間違いないと思われます。