今年のTOJは規模を縮小しての開催を目指します
先ほど、ツアー・オブ・ジャパンの公式ニュースがアップされ、「2021年大会は規模を縮小及び内容を変更しての開催を目指す」ことが発表されました。
2年連続での開催中止はなんとか避けたいと思いつつも、大会開幕まで3ヶ月を切った現時点に於いても緊急事態宣言が発出されている状況であり、現状では、UCI-1クラスの国際レースを開催する上で必要な「海外5チーム以上を招聘する」という基準を満たすことが困難な状況となっております。
日本国内で一般公道を使用したレースを開催するには「予定を遵守すること」はとても大切であり、海外のレースの様に直前でホイホイとレース内容を変更することなどまず不可能だったりもします。
ですので、残念ながら当初予定していた「8ステージ」及び「海外8チーム参加」という規模感での大会開催を一旦見送り、規模を縮小して2021年のツアー・オブ・ジャパン開催を目指すという形となった次第です。
とは言っても、すでに大会開幕まで3ヶ月を切っている状況なので、これからの作業がかなりタイトになっていくことは間違いありません。
今年のツアー・オブ・ジャパンは、昨年、コロナ禍ですべて止まってしまった国内UCIレースの復活第一戦としての位置付けなります。
もちろん、今後の状況次第では、再度開催中止に追い込まれる可能性もゼロではありませんが、あくまで十分なコロナ対策を講じた上で、「再始動」という大きな役割を果たせるようにスタッフ一同頑張っていきたいと思います。
大会の概要確定は3月いっぱいかかってしまう見込みなので、正式発表は4月に入ってからになると思います。
ただ縮小して開催するのではなくて、今年なりの「新しいなにか」と共に「再始動」という重要な役割を担っていく所存です。
引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。