アスリートトラックの一時運用停止について
昨年12月上旬にアップしたブログの中でご紹介した「アスリートトラック制度(五輪に関連するスポーツイベントに出場する外国人選手などの入国緩和処置)」が、現在運用停止中となっています。
以下は、緊急事態宣言前に運用されていた各トラック制度となります。
◯レジデンストラック
日本に居住する者を対象に、入国後14日間の待機処置期間は維持しつつ、許可された国からの往来が可能となる制度。主に長期滞在者用のスキーム。
◯ビジネストラック
「本邦活動計画書」の提出等の条件を満たすことで、入国後14日間の待機処置期間中も、行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となる制度。主に短期出張者用のスキーム。
◯アスリートトラック
東京五輪に関連し国内で開催される国際大会などに出場する選手などに関し、必要な防疫上の処置などを講じた上で入国を認め、入国後14日間の待機処置期間中の活動(大会参加など)を可能とする制度。
現在、政府決定に基づき1月14日以降、緊急事態解除宣言が発せられるまでの間、全ての対象国・地域からの各トラックを運用しての外国人の新規入国が認められなくなっています…。
緊急事態宣言は一先ず2月7日までとなっていますので、それまでに新規感染者数が低下し、予定取りに2月7日に緊急事態宣言が解除されれば、2月中にはアスリートトラック制度が再開される可能性があります。
一方、2月7日までに新規感染者数が低下せず、緊急事態宣言が継続されると、年前半の国内に於けるUCIレースの開催(海外チームが参加する形での)は厳しい状況に追い込まれてしまいます…
現状では完全に「コロナ次第」という状況となっていますが、引き続き予定通りの開催を目指しつつ、プランBも頭の中に入れて準備を進めていきたいと思います。