ツアー・ダウンアンダーの代替えイベント
UCIワールドツアーのシーズン開幕を告げる「サントス・ツアー・ダウンアンダー」は、昨年末に2021年大会の開催中止を発表しています。
一方、「サントス・フェスティバル・オブ・サイクリング」という名称で、国内完結型のイベントとして1月19〜24日の日程で代替え大会の開催が予定されています。
本大会に引けを取らない魅力的なイベントなっており、各日程の開催内容は以下のようになっています。
◯1月19日(火)
夜:アデレードスーパードロームで開催されるトラックレース
◯1月20日(水)
夜:スポーツコメンテーターMキーナン氏のトークイベント
◯1月21日(木)
午前:女子ステージ1/Seppeltsfield〜Tanunda 80.7km
午後:男子ステージ1/Seppeltsfield〜Tanunda 106.8km
メイン会場での各種イベントやトークショーなど
◯1月22日(金)
午前:女子ステージ2/Birdwood〜Lobethal 97.3km
午後:男子ステージ2/Birdwood〜Lobethal 116.0km
夜:MTBショートトラックレース
◯1月23日(土)
朝:ウィランガヒルでのヒルクライムレース
午前:女子ステージ3/McLaren Vale to Willunga Hill 48.8km
午後:男子ステージ3/McLaren Vale to Willunga Hill 88.2km
夕方:シクロクロスレース
◯1月24日(日)
午前:BMXトラックレース
午後:パラサイクリングレース
夕方:女子ステージ4/Victoria Park Adelaideクリテリウム
夕方:男子ステージ4/Victoria Park Adelaideクリテリウム
まさに全部入りといった内容で、ほぼすべての自転車競技を期間内に実施する形となっています。
オースラリア国内は欧米に比べると感染者数自体は少なく、今回は渡航制限の関係などからUCIワールドツアーとしての開催を諦めましたが、一方で、多くの地元有力プロ選手が参加する形での「サントス・フェスティバル・オブ・サイクリング」はまた違った意味で盛り上がりそうなイベント(レース)でもあるので、どういった内容となるのか注目していきたいと思います。