コロナ禍に於ける自転車レース観戦
前回の記事でもご紹介いたしましたように、国内メジャープロスポーツの代表格である「プロ野球」と「Jリーグ」が、それぞれのリーグ戦をまずは無観客試合として開始及び再開しはじめました。
そして、7月6日に両リーグによる「対策連絡会議」が開かれ、予定通り7月10日から観客を入れての試合を開催することが確認されています。
少しずつですが、前進を模索している国内のプロスポーツ界。そんな中、自転車界でも7月23日(木/祝)〜25日(土)の3日にわたり、群馬CSCに於いて「東日本ロードクラシック」が開催されることが決定しました。
また、8月8日(土)に「宇都宮クリテリウム」、8月9日(日)には「宇都宮ロードレース」が宇都宮市清原工業団地特設会場にて開催される予定となっています。
残念ながら国内の自転車レースについては当面「無観客」での開催となるため、上記の「群馬CSC」及び「宇都宮市清原工業団」へお越しいただくことはできない状況となっていますが、それでも安全を再優先した形で徐々に正常化が模索されはじめています。
そこで今回は、先行する「プロ野球」や「Jリーグ」などのガイドラインを参考にしつつ、今後、自転車レースでも観戦が解禁となった際の注意点などをまずはざっと以下にまとめてみました。
①無理な来場は、勇気をもって、見合わせる
・体調がよくない場合(例:発熱、咳、喉の痛み、だるさ、味覚嗅覚の異常などの症状がある場合)
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
②握手、抱擁などは行わない
③社会的距離(できるだけ2m、最低1m)を確保する
④マスクを着用する
⑤大声での発声、声援、密集等の感染リスクのある行動を回避する
⑥手洗い、手指消毒をこまめに行う
⑦選手やチーム関係者、レース運営者、メディア関係者などにはなるべく近づかない(感染者が出た場合の影響範囲を限定するため)
⑧会場内ではあまり動き回らない(接触者数と居場所を限定するため)
⑨レース会場へは公共交通機関を利用しないことが推奨される(自家用車で一人ずつアクセスすることが望ましい)
今後、状況に応じてそれぞれの主催者から正式なガイドラインなどが発表されるかと思いますが、まずは一般的なイメージを掴んでいただければ幸いです。