危機時に於けるスポーツの価値

このブログでは、新型コロナウイルスの問題が深刻化してから、世界や国内に於ける自転車レースや各種スポーツイベントの動向などを随時お伝えして参りました。
そして、緊急事態宣言が解除され、世の中の活動が戻りはじめるにつれて、再始動を試みるスポーツイベントなどが徐々に目立ちはじめてきました。
一方で、半年先や1年先のスポーツイベントでも、「中止にした方が良いのでは」といった慎重な意見がまだまだ根強く残っています…。
今回の新型コロナウイルスの問題により、スポーツの価値や本質は変化してしまったのでしょうか。
ここで、私自身のブログでも何度もご紹介したことのある「マズローの欲求5段階説」を改めてご紹介いたします。
最近はいろいろなところで紹介されているのでご存知の方も多いかとは思いますが、要約すると、人間の活動は以下の階層によって成り立っているという考え方です。
―第5段階:自己実現欲求
――第4段階:承認欲求
―――第3段階:社会的欲求
――――第2段階:安全欲求
―――――第1段階:生理的欲求
人間は下の階層の欲求が満たされると、徐々に欲求のレベルを上げていき、最終的には「第5段階:自己実現欲求(第6段階:自己超越があるという説もあり)」に到達するというものです。
そして、今回の新型コロナウイルスの問題により、人々の興味は本能的に下の層へと大きくスライドしています。
要するに、「第1段階の生き延びること」「第2段階の安全であること」に重きが置かれて、「第3段階の社会性」以降などに対する興味が薄れている状況といえます。わかりやすくいうと「より原始的な本能」が働いている状況と言えるでしょう。
それでは、スポーツはこの状況下でどの様な位置付けとなっているのでしょうか。
普通に考えるとスポーツというのは、「第3段階:社会的欲求」以降に組み込まれる欲求であるため、現在はその優先度は確実に下がってしまっています。
とはいえ、人間はこれまで何百年、何千年と同じことを繰り返してきた生き物なので、いずれ楽観的な人たちが先陣を切る形で「第3段階:社会的欲求」以降の活動も再開していくものと思われます。
但し、こういった危機が起きるといつも痛感することですが、スポーツが持つ「価値」というのは、「人間が動物に戻る時」にはやはりその重要度も低下してしまうという事実です。
なかなか難しいことではありますが、平時から、こういったショックを吸収できる余白を意識しつつ、全体の運営などを考えていきたいものです。


「組立動画あり」【スピードワールド】ロードバイク 700*28C ドロップハンドル デュアルピボットキャリパーブレーキ 14段変速 軽量 自転車 補助ブレーキ搭載 オシャレ 通勤 通学 大人 男性 女性 学生 (ホワイト)
自転車で100kmをラクに走る ~ロードバイクでもっと距離を伸ばしたい人に (大人の自由時間mini)
Cycle*2025 ツール・ド・ひめたん(仮)
21Technology 自転車 ロードバイク GT100S ホワイト/ブルー 700x28cタイヤ シマノ14段変速ギヤ ドロップハンドル 補助ブレーキ付き 前後キャリパーブレーキ
ネクスタイル(Nextyle) 自転車 クロスバイク 700C 27インチ相当 シマノ製21段変速 NX-7021 適応身長155cm以上 ホワイト 33749 700x28C





































