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栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

国内レースの再開と五輪代表選考について

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5月25日に全国で緊急事態宣言が解除されました。

この決定を受け、まずはプロ野球が6月19日の開幕を正式に発表しました。尚、当面は無観客で試合を行う予定となっています。

一方、サッカーJリーグは、7月上旬の再開を目指しているとのことで、こちらも当初は無観客試合となる模様です。

そんな中、国内の公式レースについても、各連盟などから暫定カレンダーが発表されはじめています。

JBCF(全日本実業団自転車競技連盟)は、7月以降のレース再開を目指し、最高峰のJプロツアーに関して以下のカレンダーを発表しました。

◯2020年Jプロツアーレースカレンダー(5月25日時点)
7/4 西日本ロードクラシック広島大会/広島市中央森林公園/JPT1戦
7/5 西日本ロードクラシック広島大会/広島市中央森林公園/JPT2戦
7/23 東日本ロードクラシック群馬大会/群馬CSC/JPT3戦
7/24 東日本ロードクラシック群馬大会/群馬CSC/JPT4戦
8/8 宇都宮クリテリウム/栃木県宇都宮市/JPT5戦
8/9 宇都宮ロードレース/栃木県宇都宮市 JPT6戦
8/22 群馬ロードレース8月大会/交流戦/群馬CSC/JPT7戦
8/23 群馬ロードレース8月大会/交流戦/群馬CSC /JPT8戦
9/5 チームタイムトライアルチャンピオンシップ/渡良瀬遊水池/JPT9戦
9/6 タイムトライアルチャンピオンシップ/渡良瀬遊水池/JPT10戦
9/12 南魚沼ロードレース/新潟県南魚沼市/JPT11戦
9/13 南魚沼ロードレース/新潟県南魚沼市/JPT12戦
9/26 山口クリテリウム/山口県/JPT13戦(調整中)
9/27 秋吉台カルストロードレース/山口県/JPT14戦(調整中)
10/10 群馬ロードレース10月大会/交流戦/群馬CSC/JPT15戦
10/11 群馬ロードレース10月大会/交流戦/群馬CSC/JPT16戦
11/7 幕張新都心クリテリウム/千葉県千葉市/JPTエキシビジョン
※今後の新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては中止や延期となる場合もございます

一方、大学生のJICF(日本学生自転車競技連盟)のホームページには、以下のカレンダーが掲載されています。

◯2020年JICFレースカレンダー主要大会(5月26日時点)
7/25〜26 第36回全日本学生選手権個人ロードレース大会/群馬CSC
8/28〜30 文部科学大臣杯第76回全日本大学対抗選手権トラック/長野県松本市美鈴湖自転車競技場
9/6 文部科学大臣杯第76回全日本大学対抗選手権ロード/長野県大町市美麻地区

日本チャンピオンを決める戦いとなる「全日本選手権」については、以下の内容がJCF(日本自転車競技連盟)より発表されています。

◯2020年全日本自転車選手権大会
第89回 全⽇本⾃転⾞競技選⼿権⼤会 ロード・レース
第24回 全⽇本選⼿権個⼈タイム・ トライアル・ロード・レース⼤会
2020⽇本パラサイクリング選⼿権・ロード⼤会

上記大会を2020年8月20日(木)〜8月23日(日)に開催すべく最大限の準備を進めます。なお、当該大会のおよそ2ヶ月前に社会情勢等を鑑み開催の可否判断をし、開催の場合はその詳細についてJCFホームページ、JCFツイッター等でお知らせします。

国内UCIレースについては、現状UCIカレンダーに以下の内容が掲載さています。

10/3 おおいたいこいの道クリテリウム
10/4 おおいたアーバンクラシック
10/17 ジャパンカップクリテリウム
10/18 ジャパンカップサイクルロードレース
11/8 ツール・ド・おきなわ

※「ツール・ド・おきなわ」以外は、どのレースも実施的な主催者が自治体であるため、先の状況が不透明な現状に於いては、自治体自らがリスクをとって開催を決断することはなかなか難しいようにも感じます。

そして気になる東京五輪の代表選手選考基準についてです。当サイトでも「東京への道」と題して男子ロードのランキングページを公開しているので、しっかりとフォローしていきたい内容です。

昨日、JCFより以下の内容が発表されました。

“東京五輪ロード種目の選考期間を78日残しUCIの指示によりレース開催が一斉中断されたため、客観性、公平性を考え不足日数の再設定が必要と考えます。残り78日の再設定期間開始について、男子は、地域的な再開時差を避けるために、世界的にある程度の国境往来が可能になっている状況下での再開が想定されるワールドツアー再開に合わせる事としました。女子は、ヨーロッパで開催されるUCIレースを対象にします(他地域の対象レースが既に中止決定のため)。再開予定時期に不確定要素が多い中、選考期間の流動的な延期による選手の心身の疲弊を懸念して、男子は今シーズンのワールドツアー最終日に、女子は今シーズンのヨーロッパで開催される最終レース日にて、如何なる場合も選考期間を終了させる事とします。”

現在発表されている通りにUCIワールドツアーが再開するならば、8月1日(ストラーデビアンケ開催予定)からランキングのカウントが再開されることになるので、そこから78日間となると10月17日が締め日となります(もし10月18日にジャパンカップが開催されたとしてもカウントされないことになります)。

以上、駆け足で現状をまとめてみました。まだまだ流動的な状況ですので、引き続きモニタリングしていきたいと思います。

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