ゴールデンウィーク中のサイクリングについて

いよいよ今週末から5月に入ります。
5月といえば法律でも定められている「自転車月間」です。
そして「ツアー・オブ・ジャパン」はこの「自転車月間」の主力事業となります。
自転車月間とは
“自転車活用推進法において5月5日を「自転車の日」、5月を「自転車月間」と定められています。様々な分野で自転車の活用推進に取り組んできた民間団体や自転車活用推進本部など官民が集中的にこの時期にイベントや広報を実施し、自転車の活用推進を盛り上げていきます。 出典元:国土交通省”
新緑の季節となる5月は、一年のなかでも最もサイクリングが楽しい時期といえます。
特に今年は新型コロナウイルス問題で外出自粛が続いているので、外を走りたくてうずうずしているサイクリストの方も少なくないのではないでしょうか。
現状、日本国内に於いては屋外サイクリングが禁止されているわけではありませんが、それでも外を走る上でいくつかのリスクが存在しているのは間違いなく、今回は「ツアー・オブ・ジャパン」で運営業務を担当する予定だったルーツ・スポーツ・ジャパンさんが展開している「ツール・ド・ニッポン」のWEBサイトに掲載されている「ツール・ド・ニッポンからの提言 〜COVID-19禍におけるサイクリングとの向き合い方〜」をご紹介いたします。
以下に記されていることは「正解」ではありません。あくまで私たち、ツール・ド・ニッポンはこう考えているということを表明したものであり、各々の環境次第で正解は異なります。本稿をきっかけに、全サイクリストが今一度「サイクリングとの向き合い方」について再考いただけると幸いです。
1)サイクリストが外に出ることを良しと思わない人もいることを自覚する
自転車は比較的「3密」を避けることの出来るアクティビティと言われています。しかし、「趣味のための外出」を快く思わない人が居ることも自覚して、普段より一層細心の注意を払って振る舞いましょう。
2)ソロライドを基本とし、グループライドは行わない
政府が示している「接触8割減」を続けていけば、新型コロナウイルスに感染するリスクを大幅に減少することが出来ます。そのためには、仲間とのライドは極力避け、ソロもしくは家族とのライドを楽しむようにしましょう。それが新型コロナウイルスの早期終息に繋がります。また、ソロライド中でも、信号待ちなどで他のサイクリストと接近してしまうときの距離はソーシャルディスタンスである2m以上空けるようにしましょう。自転車の1台の長さが約1.8mになるので、1車間以上空けることが重要です。
3)サイクリングは長くて60kmを目安に、疲れが残るようなトレーニングはしない
ソロだからといってロングライドや激しいトレーニングは避けるべきでしょう。高負荷、高強度のトレーニングはあなたの免疫力を低下させてしまい、ウイルスに感染しやすい身体になってしまいます。それでは本末転倒です。あくまでも「家に閉じこもっているストレスを解消する」ためのサイクリングということを忘れずに、ほどよい負荷でサイクリングを楽しみましょう。
4)「3密」となる場所に立ち寄らない
サイクリングにおいて、途中の休憩は必ず必要です。接触を避けるために休憩無しで走り続けた結果、疲れて落車してしまっては元も子もありません。疲れた時の休憩は必要ですが、場所はしっかり選んで「3密」に1つでも該当する場所は避けるようにしましょう。公園や、河川敷、開放的な空間などでしっかり休憩をとるようにしてください。
5)事故のリスクが高い走り方や走行環境を走ることはしない
医療従事者は日々未知のウイルスとの戦いに奔走しています。そんな時に一趣味としてのサイクリングで怪我をした人が運ばれてきたとき、医療従事者の方々はどう思うでしょうか?そんな事態は避けるために、危険な走り方やリスクの高い走行環境は走らないようにしましょう。サイクリング中に怪我をしないことが医療従事者への最大のエールです。
6)帰宅後の手洗いうがいを忘れない
外出する以上は、どこかで新型コロナウイルスに感染してしまうリスクがつきまといます。あなたは免疫が強く無症状でも、家に居る家族はそうとは限りません。あなたの大切な人を新型コロナウイルスから守るために、帰宅してからの手洗いうがいは絶対に行うようにしてください。コロナウイルスは接触感染もします。あなたが汗を拭いくしゃみをして帰ってきたその手で玄関のドアノブや家族と共用の食器、洗面所のタオルやテレビのリモコンを触ることで家族も感染もしてしまうかもしれないことを十分理解して頭に入れておくべきです。
7)楽しむことを否定しない
今回の提言は「サイクリングを楽しむため」のものです。自転車の楽しみ方は多種多様であり、「速くなればなるほど楽しい人」もいれば、「外の空気を感じることの気持ちよさが楽しい人」もいます。はたまたその両方の人も。他人の自転車の楽しみ方を否定せず、このような状況下でも出来る楽しみ方を各々で判断していくことが必要です。
今年のGWはいつもとは違ったものになってしまいます。
可能であればステイホーム。もし健康維持のために外を走られる際は、上記の提言を参考にサイクリングを楽しんでください。


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