東京五輪男子自転車ロードレース日本代表枠確定
当初の発表通りであれば、2019年10月27日時点の「UCIオリンピックランキング」により、代表選考レースの一つである「ツアー・オブ・ジャパン」が関係している「東京五輪男子自転車ロードレース日本代表枠」が確定したはずです。
各国の出場選手数を決める基準は以下のようになっています。
◯基準1
2019年10月27日時点のUCIオリンピックランキングにより出場枠が確定
・ランキング1位〜6位の国=出場枠5名
・ランキング7位〜13位の国=出場枠4名
・ランキング14位〜21位の国=出場枠3名
・ランキング22位〜32位の国=出場枠2名
・ランキング33位〜50位の国=出場枠1名
◯基準2
ホスト国(日本)が「基準1」で枠を取れなかった際は「2枠」は保証される。結論としては、日本は最低「2枠」は確定しているものの「3枠」以上を得るためにはランキング21位以上を目指す必要がある。
◯2019年10月21日時点のオリンピックランキングは以下の通りです。
1位:BELGIUM/13491 P
2位:ITALY/11698 P
3位:NETHERLANDS/11138 P
21位:CANADA/3101 P
45位:JAPAN/833 P
現時点でUCIホームページ上からオリンピックランキングが確認できなくなっていますが、日本が10月27日時点で21位に届いていないのはほぼ確実といえます。
ですので、「東京五輪男子自転車ロードレース日本代表枠」は「2枠」で確定ということで間違いないと思われます。
枠が決定したあと、今度は誰が選ばれるかの基準については、以下の様な内容になっています。
・2001年12月31日以前に生まれた選手
・UCIワールドランキングポイントを2019年10月27日時点で10ポイント以上持っている選手
・選考時にJCF強化指定を受けている選手
・UCIワールドランキングポイントに、独自係数を乗じて計算したポイント合計の上位2名を選考する(選考対象期間:2019年1月1日〜2020年5月31日)
◯2019年10月21日時点のJCF男子エリートオリンピックランキングは以下の通りです。
1位:増田成幸/216.8 P
2位:新城幸也/191 P
3位:石上優大/161.5 P
4位:中根英登/115 P
5位:伊藤雅和/108 P
上位勢はまだまだ接戦状態であり、このあとの動向に注目していきたいと思います。