UCIプロシリーズ
2020年からスタートが予定されているUCIの新たなレースカテゴリーとなる「UCIプロシリーズ」の概要がUCIのホームページ上で公開されておりましたのでご紹介いたします。
まずはUCIが管轄するロードレースシリーズのヒエラルキーは以下のようになります。
これまでは最高カテゴリーの「UCIワールドツアー」と「UCIコンチネンタルサーキット(各大陸)」に分かれていましたが、その中間に位置する「UCIプロシリーズ」が新たに追加されることになります。
その「UCIプロシリーズ」の参加条件などを、今回はレース主催者の立場からチェックしていきたいと思います。
◯対象レースカテゴリー
・HC(国内ではジャパンカップのみ)
・Class 1(国内ではツアー・オブ・ジャパンのみ)
◯出場チーム数
・最大25チーム(175名)
・最低18チーム(126名)
◯1チーム出場選手数
・7名
◯出場チームカテゴリー
・ワールドチーム
・プロフェッショナルコンチネンタルチーム
・コンチネンタル
・ナショナルチーム
◯プロチーム確保数
プロフェッショナルコンチネンタルチーム以上を最低10チーム招待
◯レースカレンダー登録料
約250万円
◯チーム手当
ワールドチーム及びプロフェッショナルコンチネンタルチーム=約35万円/1チーム
◯チームスタッフ数(招待条件)
選手数と同数以上
実は、「UCIプロシリーズ」に関する事前情報が流れた際には「ツアー・オブ・ジャパン」もここに参加できるのではと若干期待していたものの、上記条件を見る限りではかなりハードルが高いことがわかります…。
とはいえ、やはり上は見続けていきたいので、引き続き今後の展開に注目していきたいと思います。