UCI “Changes for 2020”
昨年末に、UCI(国際自転車競技連合)のホームページ上に、「Men's professional road cycling: Changes for 2020」と題したページがアップされておりましたので、こちらでも概要をお伝えしたいと思います。
【UCIレースカテゴリーについて】
◯2020年より「UCIワールドツアー」「UCIプロシリーズ」「UCIコンチネンタルサーキット」の3つのディヴィジョンにより構成される
◯「UCIワールドツアー」内には、3つのグランツールに加え約20のワンデーレースで構成される「UCIクラシックシリーズ」、その他、約38のワンデーレース及びステージレースが含まれる
◯現在の「HC(オークラス)」は消滅し、代わって、現HCレース及び要件を満たす一部のクラス1レースを含めた「UCIプロシリーズ」という新しいディヴィジョンが設けられる
◯現状のUCIコンチネンタルサーキット(各大陸ツアー)は継続される
【UCIチームカテゴリーについて】
◯2020年以降、「UCIワールドチーム」「UCIプロチーム(現プロフェッショナルコンチネンタルチーム)」「UCIコンチネンタルチーム」の3つのディヴィジョンにより構成される
◯UCIワールドチームの選手数は最低27名、最高30名
◯UCIプロチームの選手数は最低20名、最高30名
◯UCIコンチネンタルチームの選手数は最低10名、最高16名
※参考:2019年はWT最低23名、PCT最低16名、CT最低8名
【UCIランキングについて】
◯2019年より、「UCIワールドツアーランキング」は廃止され、「UCIワールドランキング」がスタートする
◯「UCIワールドランキング」ではUCIロードレース国際カレンダーに登録されるすべてのレースがランキングへの算入対象となる
◯個人及びチームランキングには2つのサブランキング(ワンデーレースのみ対象・ステージレースのみ対象の2種)が存在する