青空総会
昨日、国会議事堂及び皇居周辺に於いて、超党派の国会議員連盟である「自転車活用推進議員連盟」主催の「第3回 青空総会」が開催され、私も皇居一周サイクリングなどに参加してきました。
6月8日に閣議決定された「自転車活用推進計画」ですが、一昨年に成立した「自転車活用推進法」を具体化するための重要なステップであり、例えば、自転車通勤率を16.4%へと引き上げるために自転車通勤手当の支給を促進させるなど、明確な数値目標と共にそれらを実現するための具体的な施策などがより詳しく明示されています。
昨年5月に「自転車活用推進法」が施工され、その後、全国の地方自治体などで「自転車をつかった街づくり」が本格化しているわけですが、現在も水面下で様々な取り組みが模索されており、今回の「自転車活用推進計画」がこれらの動きを強力にあと押ししていくのは間違いでしょう。
そんな中で開催された今回の「青空総会」ですが、多くの国会議員の皆様がオリジナルのサイクルウェアに身を包み、警視庁の自転車部隊である「BEEMS」の先導により皇居一周のサイクリングを楽しまれている光景に触れ、「時代の変化」というものを強く感じた次第です。
また、「BEEMS」隊員の方や、国会議事堂の警備担当の方に声を掛けいただいたり(栗村のことを認識いただいておりました。恐縮です…)と、「自転車のメジャー化」についても、いろいろな場面で実感することができました。
もちろん、更なる「自転車の地位向上」を図るためには、これからやることが山のように残されているわけですが、それでも良い流れの中にあるのは確実であり、引き続き、感謝の気持ちを忘れずに前進を続けていきたいと思います。
この先、日本国内に於いて、自転車の存在が、環境・健康・交通・経済などの改善や発展に本格的に寄与する時代が到来するならば、間違いなく「ツアー・オブ・ジャパン」の価値も今以上に大きなものとなっていくはずです。
そして、先日フランスで目にした本物の自転車文化というものを、ここ日本でも是非体現してみたいと強く感じました。