映画 神さまの轍
「ツアー・オブ・ジャパン 京都ステージ」が開催されている「京都府京田辺市」及び「京都府精華町」のお隣に位置する「京都府井手町」にて全シーンの95%のロケを行った「ロードバイクに情熱を注いだ若者たちを映す青春映画 “神さまの轍”」が、3月17日より全国ロードショーとなりました。
ロードバイクに魅せられた幼なじみの二人が、町の人々とふれあい、青春の挫折と成功から成長していくさまを描いた作品となっていますが、実際のレースの世界を彷彿とさせるリアルなロケ地や描写、出演者などが相まって、実際の「ツアー・オブ・ジャパン」に通ずる雰囲気を持った魅力的な作品となっています。
もしも、最初にこの映画を観てから「ツアー・オブ・ジャパン 京都ステージ」を実際に初観戦される方がいらっしゃるならば、そこにはこれまでにない新たな「感動」や「世界観」が待っていることでしょう。
直接的に「ツアー・オブ・ジャパン 京都ステージ」が舞台となっているわけではありませんが、それでもわたし的には「神さまの轍」と「ツアー・オブ・ジャパン」の繋がり(縁)を強く感じざるを得ませんでした。
現在、東京・渋谷に於いて「公開記念トークイベント」が連日開催されていますが、本日、私も作道雄監督とご一緒させていただき、映画の魅力について「ツアー・オブ・ジャパン」との関連性を含めて熱く語って参りました。
「ツアー・オブ・ジャパン」の仕事に就いて今年で5年目となりますが、時に苦しく大変な仕事である一方で、これまで様々な刺激と変化を経験し「大変だけど幸せだな」と感じる瞬間は決して少なくありません。
今回も、私が自転車競技をはじめた頃には考えられなかった「映画という文化が自転車ロードレースを取り上げてくれた」という事実に、感謝の気持ちを強く感じています。