2018年大会ステージ全体会議
本日、「NTN presents 2018 ツアー・オブ・ジャパン」関係者が一堂に会する「ステージ全体会議」を東京・目黒の「自転車総合ビル」にて開催いたしました。
私自身、「ツアー・オブ・ジャパン」の仕事に就いてから5回目、大会ディレクターとなってからは3回目の「ステージ全体会議」です。
「ツアー・オブ・ジャパン」は巨大かつ特殊な構造を持つ大会であるが故に、大会関係者数は他のレースに比べて非常に多いといえます。
また、現在レースに関わっている関係者だけではなく、過去に何らかの形でこの大会に関わってきた方々の数を算出したならば、きっとものすごい規模になるのは想像に難くありません。
主催者は20年間変わらず「自転車月間推進協議会」となっていますが、各時代ごとに事務局体制は大きく変化し、いろいろな方の想いや、その時々の大会を取り巻く環境の変化に合わせて、積みあがるカタチで現在の大会の仕組みが構築されてきました。
そんなことを考えていると、この大会を背負うことの重みがプレッシャーとなってズッシリと両肩にのしかかってくる感じがします。
「人生とはチャレンジの連続である」
いまに満足せず、常に新たな可能性に挑戦しなければ、未来というものを創り出すことはできません。
しかし、これまで続いてきた価値あるものを、後世へと引き継いでいくことも、また、違った意味での重要なミッションになります。
アクセルを吹かしすぎてもリスクが増し、しかし、ブレーキを踏み続けていてはいずれ走行不能になってしまう…。
「ツアー・オブ・ジャパン」が歴史ある「巨大な船」であることは間違いありません。
そんな現代に存在する大きな船の航行を任された大会に関わるすべての人たちとともに、新たな可能性を切り開きつつ、ここまで続いてきた伝統をしっかりと守り抜いていきたいと思います。