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栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

TOJのPDCA

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第20回大会が終了してから1ヶ月が経過し、ステークホルダーの皆さまから今大会に関する各種アンケートなどが集まりはじめています。

通常、世の中にある大小様々な事業をまわす上で、定番のビジネススキルとして「PDCAサイクル」というものがあります。

お仕事をされている方々ならどんな形であれ日々実行している(効果的にできているかは別として…)作業の一つだとは思いますが、この「PDCAサイクル」を正式に本格的にまわしていくことはとても大変だったりもします。

ものごと(仕事)には必ず優先順位というものが存在しています。

この優先順位を究極的に大別すると、「やらなければクビになるもの」と、「やらなくてもクビにならないもの」に分けられます。

そして、人生に於ける「仕事」のプライオリティが低いひとであれば、当然、後者よりも前者を重要視する可能性が高くなってくるはずです。

「PDCAサイクル」をうまくまわせないのは、「PDCA」のうち、「Plan」と「Do」は「やらなければクビになる」類の仕事であるのに対して、「Check」と「Action」というのは「やらなくてもクビにならない」類の仕事であることが多いからだと感じています。

また、「Plan」と「Do」にエネルギーを費やし過ぎて、その時点でバーンアウトを起こせば、キャパ的に「Check」と「Action」に着手できなくなる恐れもあります。

それでは、「Check」と「Action」が抜け落ちた事業はその後どうなっていくのかを考えてみると、まず起こり得ることは「品質の低下」と、そこから派生する「低評価」という負の連鎖がスタートするということです。

それでも、常に時代をリードする様な圧倒的な「Plan」と「Do」が継続できれば、「Check」と「Action」が抜け落ちても「高評価」を得続けることができるかもしれません…

しかし、現実的に考えて「Check」と「Action」なき事業の継続というのはあり得ないわけで、結果、「ツアー・オブ・ジャパン」というレースを運営する上である意味で一番大切な時期というのは、「終了直後から次の具体的な取り組みがはじまるまで」なのは間違いありません。

正直、一息ついて気が抜ける時期ではありますが、物事の本質を見誤らないように前進を続けていきたいと思います。

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