ビジョンメモ
日々、公式、非公式問わず、様々な企画の打合せに参加しています。
自分が言い出しっぺの企画もあれば、思いもよらぬところから飛んできた企画も多々あります。
会議室で詳細な資料をめくりながら行うパターンもあれば、一杯やりながらハイテンションで想いをぶつけ合うバージョンもあります。
チャンスがどこに転がっているかわからないので、よほどデンジャラスな香りがしない限りは、なるべく時間の許す限り来る者拒まずで首を突っ込むようにしています。
しかし、そういった環境下で常々感じることというのは、いつも書いていることでもありますが、それら多くの案件の時間軸が非常に短いということと、最終目的地が描かれていないものが殆どということです。
私自身も偉そうなことを言える立場ではありませんが、なにかを進める際には、必ず長めの時間軸の中での道のりと、なぜそれを行うかの大義をボンヤリと良いので自分に対して示すようにしています。
例えば、「ツアー・オブ・ジャパン」がワールドツアーを目指す本当の意味についてですが、何度か書いているように、単に「ツアー・オブ・ジャパン」だけがワールドツアーに昇格しても本質的には意味がないと思っています。
そこで自分用につくったメモが以下のものになります。
※上記は栗村の妄想メモなので今のところ具体性は一切ありません
要するに、「ツアー・オブ・ジャパン」がワールドツアーに昇格することと、日本に「ワールドチーム」が誕生することはセットだと考えているわけです。
以前、あるメディアに、「日本籍のプロフェッショナルコンチネンタルチーム設立を目指す動きがある」といった記事が掲載されたことがあります。
その話は一部事実であったものの、残念ながらまだ具体的な動きには至っていません。
しかし、「ツアー・オブ・ジャパン」の未来にとって、この話はとても重要な案件であり、現在は「ツアー・オブ・ジャパン大会ディレクター」であるものの、機会があれば自分がそこへ積極的に関わっていく準備はしておく必要があるとも感じています。
想いとビジョンを持つことで、少しずつですが、いろいろなことが吸い寄せられてくる感じがします。