出場チーム確定
『第18回 ツアー・オブ・ジャパン』 の出場予定全17チーム(海外8チーム/国内9チーム)が確定いたしました。
ちなみに、我々的には一旦確定となっているものの、このあとチーム側からキャンセルが入る可能性はあります…過去にもその様なことが何度かありましたので。
さて、出場チームについてですが、現状では以下の様なラインナップとなっております。
<海外チーム>
ランプレ・メリダ(WT/イタリア)
NIPPO・ヴィーニファンティーニ(PCT/イタリア)
ドラパック プロフェッショナル サイクリング(PCT/オーストラリア)
アヴァンティ レーシングチーム(CT/ニュージーランド)
タブリーズ ペトロケミカル チーム(CT/イラン)※
RTSサンティック レーシングチーム(CT/台湾)※
ピシュガマン ジャイアント チーム(CT/イラン)※
スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム(CT/UAE)
※UCI Provisional ranking による自動招待
<国内チーム>
ブリヂストン アンカー サイクリングチーム(CT)
愛三工業レーシングチーム(CT)
チーム右京(CT)
宇都宮ブリッツェン(CT)
那須ブラ―ゼン(CT)
シマノレーシングチーム(CT)
マトリックス パワータグ(CT)
キナンサイクリングチーム(CT)
日本ナショナルチーム
今年もイタリア唯一のワールドチーム 『ランプレ・メリダ』 が来日します。
正直なところ、『ジロ・デ・イタリア』 をはじめとしたビッグレースが目白押しのこの次期に、世界に17しかないワールドチームを呼ぶのは至難の業と言えます。
参考までに、日程的にかぶっている、もしくは、日程が近い 『オークラス』 以上のレースは以下の様になっています。
5/9~5/31 Giro d'Italia 2.UWT
5/10~5/17 Tour of California 2.HC
5/13~5/17 Bayern Rundfahrt 2.HC
5/17~5/24 Tour of Japan 2.1
5/20~5/24 Tour of Norway 2.HC
5/27~5/31 Tour of Belgium 2.HC
イタリア、アメリカ、ドイツ、ノルウェー、ベルギー各国の最大規模のステージレースと日程がほぼかぶっているわけですから、プロコンチネンタルチームですら呼ぶものが容易ではありません。
また、『ツアー・オブ・ジャパン』 の主催者は 『自転車月間推進協議会』 となっておりまして、5月5日が 『自転車の日』 に設定されていることから、同協議会に関するイベントや記念行事は基本的に5月に開催する必要があります。
ですので、『出場チーム&選手』 の内容で大会の付加価値を上げる手法は現在は採用できないのが辛いところです。
一方、国内チームについてですが、『ツアー・オブ・ジャパン』 のカテゴリーが1クラスであることから、出場できるチームは 『コンチネンタルチーム』 以上となります。
現在、国内には9つのコンチネンタルチームがあり、今年はそのうちの8チームが出場することになります。
残念ながら出場を逃したのは今年発足した 『群馬グリフィン』 でした。。。
本当はもっと多くのチームに出場して欲しいという想いはあるのですが、道路使用許可の問題や各種経費、宿泊施設のキャパシティなどの諸問題が絡み、実際に出場チームを増やしていくのは容易ではありません。
ちなみに、先日タイで開催されたアジア選手権に於いて、U23のアジアロードチャンピオンに輝いた小石祐馬選手が所属するニュージーランド籍のチャンピオンシステムとも交渉を続けてきましたが、「本場欧州での活動を優先したいという」 チーム側の意向もあり同チームの出場は残念ながら実現できませんでした。
このあと、各チームの出場選手リストなども徐々に揃いはじめますので、出場チーム紹介なども進めていきたいと思います。