国際自転車ロードレースの開催準備

来年で23回目の開催を迎える「ツアー・オブ・ジャパン」ですが、時代の変化とともにその運営体制は大きく変化してきました。
また、自転車ロードレースを取り巻く環境も変化し、特にUCI(国際自転車競技連合)のルールは「ツアー・オブ・ジャパン」が最初に開催された1996年と比べると大きく様変わりしてきています。
「ツアー・オブ・ジャパン」規模のレースですと、1年を通じて各種業務が発生しており、文字通り1年がかりの大会となっています。
そこで今回は、日本で国際自転車ロードレースを開催する際の、おおまかな準備プロセスなどをご紹介したいと思います。
1.大会趣旨
・なぜ/いつ/だれが/どこで/なにを/どのように開催するのかを決める。
2.運営体制(内部)
・全体責任者、各部門責任者、各担当などを確定。
3.コース
・地元警察、地元住民、競技団体の承認が必要。
4.カレンダー登録
・UCIへのカレンダー登録は大会前年の春頃(開催時期の確定)に行う。
5.予算確定
・日本国内の国際自転車ロードレースの開催費用は主に「JKA補助金」「開催自治体などの補助金」「スポンサー協賛金」「放映権料(日本の大会で獲得できているレースは少ない)」などから捻出。
・予算確定のために前年の8月上旬にはコース概要を決める必要あり(警備体制、設営物)
・JKA補助申請説明会前年8月上旬(その後補助要望)
・スポンサーセールス=通年(一般的に企業の予算申請は12月〜年明け辺りになるので新規案件は10月くらいを目処にセールスをかける必要あり)
(様々な準備を考えると、開催予定年度(4月以降)の前々年の夏頃までには、大会趣旨、運営体制、コース概要はある程度確定しておきたいところ)
6.運営体制(外部)
・設営業者、旅行業者、オフィシャルメディアなどを少なくとも大会の半年以上前には確定したい。
7.審判団
・UCI、JCF、各地方車連などへ審判の派遣要請を行う。
8.大会開催
・大会の規模によるが「ツアー・オブ・ジャパン」の場合は大会の3ヶ月ほど前から繁忙期に突入する(とにかく実務をこなす)。
9.大会後挨拶・報告
・大会終了後も1ヶ月ほどは忙しいイメージ。
細かい作業内容を除くとざっとこの様な流れとなります。
手を抜いて各種準備を進めればそれだけ大会の安全性やクオリティは低下してしまいます。
一方、作業内容に上限もなく、拘ればどこまででもやることは増えていきます。
ある意味で「事務局が持つリソース」と「安全性&クオリティー」の綱引きになるのかもしれません。


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