大会終了のご挨拶
「第18回 ツアー・オブ・ジャパン」 は、昨日開催された東京ステージを終え、8日間の全日程を無事に終了いたしました。
熱い戦いを繰り広げてくれたチーム・選手の皆さま、会場で選手たちへ声援を送ってくださいました観客の皆さま、各ステージの実行委員会の皆さま、大会を支えてくださいました協賛社の皆さま、素晴らしいノウハウとテクニックでレースをコントロールしてくださった審判団の皆さま、そして、大会の開催をサポートしてくださいました後援、協力の各団体様に対し、心より感謝の気持をお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました。
また、普段はあまり表にでることのない、大会に関わった全てのスタッフの皆さんに対しても、心から感謝の気持ちをお伝えしたい次第です。
今年の大会を終え、すでに新たな課題や要望が数多く生まれています。事後処理作業も含めてこのあとも事務局業務は区切りなく続いていきます。
元々、選手・監督という 「サービスを受ける側」 にいた私にとっては、最初は主催者という仕事とどの様に向き合っていくべきかが今ひとつ理解できずにいました。
チーム側にいた時というのは 「レースに勝つ」 ということが最大の関心事で、勝った負けたの結果で区切りが生まれるというか、成功と失敗の判断がより明確だったといえます。
しかし、主催者というのは、失敗については明確に表面化されるものの、成功についてはとても曖昧で、最高点が 「0点」 の減点方式の中に身を置いているということを嫌というほど思い知らされてきました…
ただ、今年の大会を終え、レース主催者にとっての 「区切り」 の意味を少しだけ理解できた気がします。
「永遠に理想を追求し続けること」 は決して簡単ではありませんが、「ツアー・オブ・ジャパン」 が多くの方々に認められるレースへ成長していくことを求めて、今後も努力継続していきたいと思います。
改めましてありがとうございました。
そして、引き続き宜しくお願いいたします。
大会副ディレクター 栗村修