地元伊豆市民の応援に応える野寺と平塚
修善寺駅のスタート第一列に立つ野寺(左)と平塚
伊豆ステージではたくさんの声援を受ける選手の中に一際、地元市民から声援を受ける野寺秀徳(32=スキル・シマノ)と平塚吉光(19=パールイズミ・スミタ・ラバネロ)の姿があった。中でも、野寺は日本を代表するロード選手。伊豆ステージはスタートが修善寺駅前で行われるようになり、地元市民が応援する人が増えた。野寺と平塚は母校の在校生から大声援をうけ出発した。
レース前、野寺は「今日は地元で走るレースだから意気込んでいます。優勝狙います」と宣言。たくさんの声援に見送られスタートした。野寺は地元市民から送られる声援に応えるため、レースでは積極的に集団から抜け出した。
しかし、結果は9位。レース後、野寺は「いいところを見せたかったのですが…。でも、レース中、観客の人たちの声援がすごくて、よく耳に残っている」と話した。しかし、結果に関わらず、観客たちは野寺の周りに集まって目を輝かせた(岡田由佳子)