チーフコミッセールはフランス人女性のレイユさん
左から4人目がクリステル・レイユ
第12回ツアー・オブ・ジャパンには、アジア初のチーフコミッセールとしてフランスのクリステル・レイユさん(33)が初来日する。2000年11月にUCI国際コミッセール資格を取得し、それ以来、1シーズンで20日間ほど国際コミッセールとして大会に駆けつける。自転車の本場フランス自転車連盟における競技規則委員や規則改定作業の責任者も務めるアクティブな女性だ。
クリステルさんはツアー・オブ・ジャパンのようなステージレースを年に1回は務めている。一番大きな大会はスペインのブエルタ・ア・エスパーニャ。しかし日本に来るのも、日本の大会でコミッセールを務めるのも今回が初めてだ。
「ツアー・オブ・ジャパンで最も見てもらいたいのは、各チームがエースを勝たせるために、作戦を立て、ありとあらゆることをする。そんなチームの動きです。また、選手集団と競技車両が一体となって移動しますが、その迫力も感じてもらえたらと思います」とレイユさん。