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栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

ツール・ド・ラヴニール開幕まであと3週間

世界最大の自転車ロードレース「第110回 ツール・ド・フランス」が終了し、現在は女子版ツール・ド・フランスの「第2回 ツール・ド・フランス・ファム」が開催中となっております。

そんな中、「U23版ツール・ド・フランス」といわれている「第59回 ツール・ド・ラヴニール(2.Ncup)」の開幕まであと3週間ほどとなって参りました。今年は8月20日〜8月27日の8日間の日程でフランスを西から東へ横断するルートで開催されます。

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また、今年から女子版の「第1回 ツール・ド・ラヴニール・ファム(8月28日〜9月1日)」も開催される予定となっています。

ラヴニールは歴史的に若手の登竜門的位置づけの重要なレースとなっており、世界中のトップU23選手達がナショナルチーム+地域選抜チーム単位で出場し、約1週間に亘って激戦を繰り広げる大会です。

大会会場には、世界のトップスカウトマン、選手代理人、監督陣が訪れ、若手有望選手のショーケース的な大会と位置付けられています(サッカーの「トゥーロン国際大会」に相当)。

過去大会の総合優勝者は超豪華な顔ぶれとなっています。

1964 Felice Gimondi(ITA) 
1969 Joop Zoetemelk(NED) 
1982 Greg LeMond(USA) 
1986 Miguel Indurain(ESP)
1987 Marc Madiot(FRA)
1988 Laurent Fignon(FRA)
2001 Denis Menchov(RUS) 
2010 Nairo Quintana(COL)
2011 Esteban Chaves(COL) 
2012 Warren Barguil(FRA)
2015 SOLER Marc(ESP)
2016 GAUDU David(FRA)
2017 BERNAL Egan(COL)
2018 POGAČAR Tadej(SLO)
2019 FOSS Tobias(NOR)
2021 JOHANNESSEN Tobias(NOR)
2022 UIJTDEBROEKS Cian(BEL)

上記総合優勝者の他にも、ステージ優勝者や、上位入賞者、各賞獲得者にはそうそうたるメンバーが名を連ねており、まさに「自転車ロードレース界の甲子園」といった大会となっております。

プロ契約に相応しい成績目安(例)2022年現在
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上記の様に、「ツール・ド・ラブニール」で個人総合20位以内、各ステージ6位以内の成績を残せると、かなりの確率で本場プロチームのスカウトの目に止まるとも言われています。

今年も多くの「金の卵」たちがフランスに集いますので、トップレースと合わせて注目していきたいと思います。

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