TOJステージ紹介|信州飯田ステージ|富士山ステージ
4週にわたって「TOJ2023」の全8地域のステージを2ステージずつまとめてご紹介しております。今週は「信州飯田ステージ」と「富士山ステージ」をご紹介いたします。
信州飯田ステージ
開催地:長野県飯田市
開催回数:15回
初回大会:2005年(第9回)
2023年大会:5/25(木)10:00/120.9km
https://www.city.iida.lg.jp/toj/
ステージ名称を“信州飯田”へと変更し、下久堅小学校前をスタート&フィニッシュ地点に設定。
厳しい周回コースは、標高561mの山岳ポイントまで10%を超える急坂を駆け上がらなければならず、その後、KOMからは一転して、カーブが連続する下りコースへ。下りの最後には名物のヘアピンカーブ“TOJコーナー”が待ち受ける。選手たちは体力だけでなく、集中力の限界にも挑まなければならない過酷なステージ。
下久堅小学校前へ向かうラストは上り勾配となっており、集団が割れてタイム差がつく可能性もある。
信州飯田ステージが行われる《飯田市》について
りんご並木、天龍峡、市田柿。国内でも自転車熱の高い地域、飯田市。
「丘の上」の愛称で呼ばれる飯田駅を中心とする市街地は、飯田城の城下町として古くから栄えた歴史ある地域です。その中央にある大通りに400mにわたって植えられたりんごからなる並木通りは、街のシンボルとして親しまれており、日本の道百選やかおり風景100選に選定されています。
諏訪湖から遠州灘へと流れる天竜川は「暴れ天竜」の異名をもち、急峻な地形にはさまれて急流なことで有名です。なかでも天龍峡は、両岸にそり立つ「天龍峡十勝」と名付けられた奇岩・巨岩の渓谷美と、新緑・紅葉といった四季の彩りが相まって景勝地として人気を博してきました。
南信州を代表する冬の特産品「市田柿」は、盆地特有の厳しい冷え込みと、天竜川の川霧がもたらす適度な湿気が深い味わいの秘密です。20以上もの工程を経る手間を惜しまない加工作業で、他の柿にはないもっちりとした食感と、上品な甘さを兼ね備えた干柿が出来上がります。
飯田市はサイクリングツアーにも力を入れており、春には桜を、秋には紅葉を見ながらなど楽しみながら自転車にも親しんでいただけます。
スタート&フィニッシュ地点(0)
ステージ名称を“信州飯田”へと変更し、下久堅小学校前をスタート&フィニッシュ地点に設定。下久堅小学校前へ向かうラストは上り勾配となっており、フィニッシュ時は集団が割れてタイム差がつく可能性もある。
柿野沢区民センター手前=山岳ポイント(3)
県道247号に入ると柿野沢区民センター手前までは、10%を越えるきつい上り坂が続く。コースの最高標高点(561m)、路面にチョークで書かれた選手へのエールが見えてきたら、そこが山岳ポイント。
南信州名物“TOJコーナー”(8)
山岳ポイント通過後は、伊那谷と飯田市街地を望む絶景が広がる下り坂。下りながら細かなコーナーの連続に注意を払いながら進んだ先に、南信州名物のヘアピンカーブ“TOJコーナー”が待ち受ける。選手は、この手前で一気に減速し、続く平坦路で再び加速する。
アクセスマップ Access Map
★スタート&フィニッシュ地点(下久堅小学校)
5月25日10:00 スタート/13:15頃 フィニッシュ予定
★メイン会場(下久堅公民館)
5月25日13:25頃 表彰式開催予定
富士山ステージ
開催地:静岡県小山町
開催回数:16回
初回大会:2005年(第9回)
2023年大会:5/26(金)11:00/11.4km
https://fujisansports.wixsite.com/fsc2020/
過酷極まりない「ふじあざみライン」の山頂フィニッシュへと向かうヒルクライムステージ。
「ふじあざみライン」の上りセクションは全長11.4km、標高差1,160m、平均勾配10%、最大勾配22%と、世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」に登場する「ラルプデュエス」を上回るコースプロフィールを持つ。
スタートから3km地点まではストレートの上り坂。その後は、山岳道路特有のヘアピンをひたすら上る。フィニッシュまでの残り500m手前には、最後の壁ともいえる急勾配激坂が待ちうける。選手は、己に残された脚力を出しきり、フィニッシュラインを目指す。
時によって、その巨大な頂きの影響で天候が変わりやすく、スタート地点とフィニッシュ地点の気温差も大きく変わる。TOJの総合成績を決めるクイーンステージであり、誰もが最難関と感じる難所。それが富士山ステージ。
富士山ステージが行われる《小山町》について
富士山頂と金太郎生誕のまち、小山町。
富士山須走口登山道の守護神で延暦21年(802年)の富士山噴火のとき、この地で鎮火の祭事を行ったのが起こりとされている「冨士浅間神社」。夏山シーズンには、富士登山の安全祈願をする登山客でにぎわいます。
FIA世界耐久選手権やSUPER GTなど、著名な大会が開催される一周4.563kmの国際レーシングコース「富士スピードウェイ」では、カートコースでの「レンタルカート」など、さまざまなモータースポーツが楽しめます。
金時山のふもとの足柄の小高い丘に建つ「あしがら温泉」や、富士山頂に一番近い温泉「須走温泉天恵」など、富士山を望みながらの温泉も。
海抜759mにある「足柄峠」は、古くから足柄路として知られ、東国と西国を結ぶ重要な路として賑わいました。
リアルスタート地点(1)
過酷極まりない「ふじあざみライン」の山頂フィニッシュへと向かう。「ふじあざみライン」の上りセクションは全長11.4km、標高差1,160m、、平均勾配10%、最大勾配22%と、世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」に登場する「ラルプデュエス」を上回るプロフィールを持つ名物コース。スタートから3km地点まではストレートの上り坂。その後は、山岳道路特有のヘアピンをひたすら上る。
フィニッシュ地点(4)
フィニッシュライン手前には「最後の壁」ともいえる急勾配激坂が待ちうける。選手は己に残された脚力を出しきり、フィニッシュラインを目指す。
アクセスマップ Access Map
★スタート地点&メイン会場(道の駅すばしり予定)
5月26日11:00 スタート/13:30頃 表彰式開催予定
★フィニッシュ地点(須走口五合目 第2駐車場)
5月26日11:40頃 フィニッシュ予定