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KURIMURA's Blog

自転車ロードレースの映像制作

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当ブログではこれまで自転車ロードレースの開催難易度について定期的に言及してまいりました。

今回はその難易度を語る上で主要な項目の一つとなる「映像制作」について少し触れてみたいと思います。

皆さんご存知の様に、スタジアムスポーツやアリーナスポーツについては、スポーツ専用の競技場が用意されているだけでなく、観客が集まり試合を観戦することを前提として施設そのものや各種設備が用意されているため、イベントごとにいちいち必要なものすべてを揃える必要はありません。

例えば、

・観客席
・観客移動手段
・駐車場
・入場料管理
・グッズ販売
・飲食販売
・映像音響機器
・天候対策

などなどは常時備わっていることが殆どです。

一方、自転車レースについては、上記項目を都度準備する必要があり、街や公園などにこれらを効率よく設営し、更に交通規制なども絡んでくると、ちょっと想像しただけでもとてつもない開催難易度であることはおわかりいただけるかと思います。

そして更に難しい(お金がかかる)のが映像制作になります。

バイクカメラからによる移動映像、広範囲に設置しなければならない定点カメラ、自転車ロードレースの魅力を伝えるためには必須となるヘリコプターの空撮。そして最近ではオンボードカメラやドローンの映像。

スタジアムスポーツであれば中継に必要な機材などは専用施設に備わっていることが殆どです。

ちょっとここまで書いてきて若干しんどくなってきました…笑

そんな中、最近改めてドローンを利用した撮影手法がクローズアップされています。もちろん他のスポーツでもドローンを利用した映像制作は今後主流になっていくと思いますが、特に自転車レースとの親和性は高いと感じています。

以下、ここ最近注目された公式レースでのドローンのライブ映像をいくつかピックアップしてみました。まだまだ課題は少なくありませんが、今後テクノロジーの進化により、少し先の未来には想像もつかないような迫力映像を楽しめる時代が待っているかもしれません。


「O Gran Camino 個人タイムトライアルに於けるJヴィンゲゴーの走りを映し出す迫力のドローン」

「O Gran Camino 山岳コースに於けるJヴィンゲゴーの走りを映し出すドローン」

「シクロクロス世界選手権2023 に於けるマチュー vs ワウトのバトルを映し出すドローン」


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