世界最大の自転車レース明日開幕!
世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」が、明日(7/1)、デンマーク・コペンハーゲンで開幕いたします。
「ツール・ド・フランス」が国外でグランデパール(第1ステージのスタート)を迎えるのは、今回で10ヶ国目(24回目)となります。
近年、マーケティング的な観点からグランツールの国外スタートが増える傾向にありましたが、コロナ禍以降は一旦国内完結型開催に回帰していたものの、今年は「ジロ・デ・イタリア(ハンガリースタート)」、「ツール・ド・フランス(デンマークスタート)」、「ブエルタ・ア・エスパーニャ(オランダスタート)」と、全グランツールが国外スタートを復活させる形となっています。
そんな中、昨日、レース開幕に先立ちまして、コペンハーゲン市内で「チームプレンゼテーション」が開催されましたので、出場チームのSNSなどをチェックしつつどんな感じだったのかを改めて確認してみたいと思います。
🇩🇰 #TDF2022
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) June 29, 2022
Just wow.
Joining @ReinvanRensburg on stage for the team presentation in Copenhagen 🤳 pic.twitter.com/JoRsTXfpmg
「ステージ上で選手が撮影した動画を見ると人の多さと盛り上がりがよくわかります」
Hello Copenhagen!! 🇩🇰🇩🇰
— Bauke Mollema (@BaukeMollema) June 29, 2022
👏👏 #TDF2022 pic.twitter.com/D8SIviGOVi
「地元デンマーク出身で元世界チャンピオンのピーダスンの登場で会場は盛り上がります」
🇫🇷 #TDF2022
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) June 29, 2022
We’re not crying, you’re crying🥹 pic.twitter.com/1ZXqEWmql0
「昨年総合2位に入ったデンマーク出身のヴィンゲゴーは地元の歓迎ぶりに思わず涙ぐんでいました」
実は「ツール・ド・フランス」の前哨戦の一つである「ツール・ド・スイス」のレース期間中には、出場選手間で新型コロナ陽性者が続出するというハプニングが起こり、その後も、「ツール・ド・フランス」出場予定選手の定期PCRテストで複数の陽性者がでるなど、各チームとも戦々恐々とする状況が続いていました。
各チームとも、UCIプロトコルに従う形で、引き続き厳格な感染症対策は行なっていますが、一方でこういう映像をみると、「単に感染者が増えたからといって制限をかけて元に戻すだけではない」という、欧州にある一種の価値観の様なものを感じます。
なにが良いとか悪いとかという話しではなく、この様な雰囲気の中で「第109回 ツール・ド・フランス」が開幕するのです。
我々レース主催者にとっても憧れの存在である「夏の祭典」をしっかり楽しみたいと思います。