今度はオミクロン株…
11月9日更新のブログで「入国制限の緩和」についての記事を書きました。
内容としては、11月8日に日本政府が新型コロナウイルスに関する入国制限を大幅に緩和し、事前の審査を済ませていることを条件に、入国後の待機期間をこれまでの「10日間」から「原則3日間」に短縮するという前向きな発表について取り上げました。
この発表を受け、我々としては「海外チームを招聘する形での通常開催に向けて一歩前進した」と静かに喜んでいましたが、緩和処置発表から3週間も経たない11月26日に、そんな希望の光を一撃で消し去ってしまう様なニュースが飛び込んできました。
11月24日に感染力の強い新型コロナウイルスの新たな変異株が南アフリカなどでみつかり、日本政府は11月30日午前0時から全世界を対象に新規外国人の入国を禁止すると発表したのです。
世界保健機関(WHO)は11月26日に、新たな変異株を、世界で流行の主流となっていたデルタ株などと並ぶ「懸念される変異株」に指定し、「オミクロン株」と命名しました。
WHOはオミクロン株について「数多くの変異が生じておりいくつかの変異は大変懸念されるもの」と指摘しています。
現状、「オミクロン株」については、感染力や重症化のリスク、ワクチンの効果への影響などは明らかになっていませんが、各国の間では早速入国を制限する動きが広がっています。
「オミクロン株」の実態については今後数週間以内にみえてくるということなので、まずはそれらの情報を注視し、来年の大会に向けた準備を粛々と進めていきたいと思います。