冒険家
なにか事業の改善を考えた場合、いろいろなアプローチ方法があると思います。
そんな中、世の中には様々な種類(レベル)の「経営コンサルタント」が存在しており、悩める経営者たちを日々サポートしています。
最近のコンサルティング業務で一種のバブルになっているのが、「AI」を活用した「人員整理」だとも言われています。
かつてはエリートの職業だった「数字」を扱う仕事が、近年はものすごい勢いで機械に置き換えられています。
たしかに、いくら計算能力が高い人間でも、24時間風邪も引かずに稼働し続ける機械と比べてしまうと(機械も故障はしますが人間の不完全さに比べれば優秀)、まず勝つことはできないでしょう。
現在比べられているのは、その能力差ではなくて、機械を導入するためにかかるコストが人間を雇うよりも高いか安いか?になっています。
もしくは、その組織に「機械化」を導入できるだけのポテンシャルがあるかどうかも問題になっているかもしれませんが、いずれ必ず「機械」のコストが「人間」のコストを圧倒的に下回る時がやってきますし、導入障壁もどんどん下がっていくことでしょう。
と、ふと、世の中には果たして「自転車ロードレースのビジネスモデル構築」をアドバイスできるコンサルタントはどのくらいあるのかな?と考えてしまいました。
私自身、現在も想いを持ったいろいろな方々と試行錯誤しながらとにかく考えることを続けていますが、問題に向き合えば向き合うほど、「(短期的視点では)自転車ロードレースで稼ぐこと」がとても不利な条件下に置かれていることを突きつけられてしまいます。
だからこそ、ある意味で「ブルーオーシャン」なわけですが、しかし現実は「ブルーオーシャン」というよりかは、むしろ「どこかに財宝が眠っているバミューダトライアルグル」と表現した方が良いのかもしれません。
「バミューダトライアルグル」に近づくのは、頭の良いエリートアドバイザーではなく、むしろ冒険家アドバイザーになるのでしょう。
今後、「バミューダトライアルグル」が「ブルーオーシャン」に変わり、いずれ確実に「レッドオーシャン市場」へと移り変わってくることが見えてくれば、その時にはエリートアドバイザーの皆さんがこぞって参入してくるかもしれません。
いまの我々の役割は、まずは「バミューダトライアルグル」を「ブルーオーシャン」へと変えること。引き続き冒険家としてがんばっていきたいと思います。