伊豆ステージ
本日は「ツアー・オブ・ジャパン 伊豆ステージ」の打合せのため、伊豆市役所を訪問いたしました。
伊豆箱根鉄道駿豆線の終点である修善寺駅から狩野川を挟んだ対岸に位置する伊豆市役所ですが、市庁舎には「2020年東京五輪 HOST VENUE」と書かれたポスターが堂々と貼られていました。
東京五輪自転車競技の4種目のうち、「トラックレース(伊豆ベロドローム)」と「マウンテンバイク(日本サイクルスポーツセンター内MTBコース)」の2種目が伊豆市内で開催されることになるわけですが、地元自治体はこれからその膨大な準備作業に追われることになるものと予想されます。
2020年7月24日~8月9日に開催される東京五輪に対して、毎年5月下旬に開催されている「ツアー・オブ・ジャパン」がどの程度の影響を受けるのかは今のところ未知数な部分が多いわけですが、それでも同会場で開催される「ツアー・オブ・ジャパン 伊豆ステージ」がなんらかの影響を受けるのは間違いがないところだと思われます。
ところで、2020年東京五輪開催に向けては、よく「レガシー(遺産)」という言葉が用いられています。
その「レガシー」についてですが、東京五輪公式ページには以下の様な言葉が掲載されています。
「単に2020年に東京で行われるスポーツの大会としてだけでなく、2020年以降も含め、日本や世界全体に対し、スポーツ以外も含めた様々な分野でポジティブなレガシーを残す大会として成功させなければいけません。」
要するに、東京五輪を開催することで、様々な前向きな副産物を後世へ残していきたいという意味になります。
この理念は「ツアー・オブ・ジャパン」の大会フィロソフィーとも通じるところであり、東京五輪の舞台となる「伊豆市」とは、2020年をきっかけとして「なにか」を生み出しそして残していきたいと考えています。
五輪を身近で経験できる機会というのは、恐らく一生に一度くらい貴重なものだと思いますので、大変なことは多々あるでしょうが、前向きに捉えていきたいと思います。