国内最高峰のワンデーレース
本日、国内最高峰のワンデーレース「ジャパンカップサイクルロードレース(UCI-1.HC)」の記者発表会が、「スバル恵比寿ショールーム SUBARU STAR SQUARE」にて開催されました。
今年で記念すべき25回目の開催を迎える「ジャパンカップサイクルロードレース」ですが、自治体主導開催のお手本ともいえる国内最高峰の自転車ロードレースとして、日本のロードレースシーンを長きに亘ってリードし続けてきました。
今年は記念大会ということもあり、例年以上に多くの盛り上げイベントが用意されており、「ツアー・オブ・ジャパン」としても参考にしていきたい取り組みが数多く実施されます。
また、集客に大きく関係する出場チームについても、世界最高峰のUCIワールドチームである「トレック・セガフレード」、「ランプレ・メリダ」、「オリカ・バイクエクスチェンジ」、「BMCレーシング」、「キャノンデール・ドラパック」、「チームスカイ」の6チームを招待。
更にプロフェッショナルコンチネンタルチームの「NIPPO・ヴィーニファンティーニ」、「ノボノルディスク」の出場も発表されています。
現状、UCIワールドチームを1チームしか招待できていない「ツアー・オブ・ジャパン」と比べて出場チームのバリューは非常に高いラインナップとなっています。
ちなみに、UCIワールドチームを招待するための費用というのはコンチネンタルチームなどに比べると格段に高いコストが必要になります…
今後、「ツアー・オブ・ジャパン」にトップチームを数多く呼ぶためには、大会予算を大幅に拡大する必要があるのと同時に、開催時期も「ジロ・デ・イタリア」や「ツアー・オブ・カリフォルニア」などと重なってしまう5月中旬から動かす必要があります。
そして、今年の「ツアー・オブ・ジャパン」で改めて思い知らされた出場選手のバリューについても「ジャパンカップサイクルロードレース」は素晴らしいラインナップを誇っています。
暫定で発表されている内容ではありますが、ファビアン・カンチェラーラ(スイス)、別府史之(日本)、バウク・モレマ(オランダ)、グレゴリー・ラスト(スイス)、ヤスパー・ストゥイフェン(ベルギー)、新城幸也(日本)、マヌエーレ・モーリ(イタリア)、 マシュー・ヘイマン(オーストラリア)、スヴェン・タフト、テイラー・フィニー(アメリカ)、マヌエル・クインツァート(イタリア)、アマエル・モワナール(フランス)、ダミアーノ・クネゴ(イタリア)、山本元喜(日本)などがロースターに名を連ねています。
ワンデーレースとステージレースの違いはありますし、開催条件も大きく異なるので単純に比較はできませんが、それでも「ジャパンカップサイクルロードレース」が見習うべき要素を数多く持っている優れたレースであることは間違いありません。
日本を代表するレースとして、今後も「ジャパンカップサイクルロードレース」と「ツアー・オブ・ジャパン」が連携しながら国内レース界を牽引していきたいと思います。