ご報告
4月24日(日)に、東京・目黒にある 『自転車文化センター』 に於いて、一般財団法人自転車普及協会職員やツアー・オブ・ジャパンのスタッフなどがサポートする形で、プロロードレーサー新城幸也選手主催による 『新城幸也選手 熊本地震支援チャリティートークショー&サイン会』 が開催されました。
当日は、想定を超える皆さまにお集まりいただき、限られた時間とスペースのなかでしたが、315人の方々が参加し約85万円の寄付金が集まったとのことです。
長時間並ばなければならない環境だったにも関わらず、チャリティイベントの趣旨をご理解いただき、笑顔で順番をお待ちいただけたことに心の底から感謝いたします。本当にありがとうございました。
今回の熊本地震で大きな揺れを観測したエリアのなかには、かつて、「ツアー・オブ・ジャパン」と同じくUCIレースが開催されていた「山鹿市(4月16日未明に震度5強を観測)」も含まれていました。
山鹿市では、2009年と2010年の二度に亘り「熊本国際ロード(UCI-1.2)」が開催されており、国内の多くのトップチームが参加して、山鹿市のダイナミックな公道コースでハイレベルな戦いを繰り広げました。
私も、2009年にはシマノレーシングのコーチとして、2010年には宇都宮ブリッツェンの監督として同レースに参加しています。
また、「全国高等学校選抜自転車競技大会」の舞台で地元の高校生が練習などでも使用している「熊本競輪場」も大きな被害を受けています。
16日の本震ではバックスタンドのガラスが割れ、コースや建物などにもひびが入り、コース補修のめどはまだ立っていないとのこと。
県の高校総体や九州大会も同競輪場で開催予定でしたが、現状では隣接県での開催を模索している状況のようです。
国内の自転車競技界にとっても非常に縁の深い地域なだけに、一日も早い復興を心より願っております。