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栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

京都ステージ再び

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先週末、2016年から新たに「ツアー・オブ・ジャパン」に加わる「京都ステージ」の概要が正式に発表されました。


前身の「国際サイクルロードレース」を含めると30年以上の歴史を誇る「ツアー・オブ・ジャパン」ですが、いよいよ大会史上はじめてとなる休養日(移動日)なしのフルスケジュールとなります。

日本国内の道路事情を考えると、ラインで大阪~東京を繋ぐのは正直現実的ではありませんし、UCI(国際自転車競技連合)がステージレース全体の大会日程を絞る傾向にある(通常規模のステージレースは5日間MAXとされている)ことから、まずは現状で考えられる最大限の大会規模(スケジュール的に)に到達したことになります。

もちろん、「これで満足」ということはまったくなく、今後も改善していかなくてはならない要素は満載ではありますが、一先ず、これまでこの大会に関わってきた多くの方々の努力の上に「8日間8ステージ」という「夢」が実現します。

実は、「京都」という地がこのレースに組み込まれたのは今回が初めてではありません。

1982年から1995年まで14回に渡り開催されていた「国際サイクルロードレース」に於いて、一定期間、京都府・美山町でのレースが実施されていました。

現在「美山町」というと、かつて「国際ロードレース」が開催されていたコースとほぼおなじルートで毎年5月に開催されている「美山サイクルロードレース(今年で31回目)」や、「TOJキッズ」でも大変お世話になっている「ウィーラースクール」代表のブラッキー中島氏のホームタウンとしてもお馴染みの地です。

そして、長い年月を経て再びこのレースに戻ってきた「京都ステージ」の新たなる舞台は、自然豊かな「けいはんな」地区となります。

京都・大阪・奈良の3府県にまたがる「京阪奈丘陵」の一部に設定されたコースは、ステージレース序盤としては十分に厳しいレイアウトといえます。

レース開催に向けて、現在、地元実行委員会の皆さんがフル回転で準備を進めています。

「同志社大学 京田辺キャンパス」近くにある「普賢寺ふれあいの駅」をスタートし、近代的な街並みと美しい自然が調和する関西文化学術研究都市に位置する「けいはんなプラザ」周辺がゴール地点となるダイナミックなコースとなっておりますので、是非、現地で生の自転車ロードレースをご堪能してください。

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