国際レース開催を希望する自治体
先週末は、島根県西部に位置し日本海に面する自然豊かな街・益田市にて開催された 『益田チャレンジャーズステージ』 に、若手発掘・育成プロジェクト関連の業務で行って参りました。
このレースは、コースの監修を日本代表ヘッドコーチの浅田顕氏が務め、更にレース運営をJCFが直に管理しており、日本を代表する国際コミセール2名がレースをコントロールするなど、『ジュニア&アンダー23』 のためのレースとは思えないほどの高い開催クオリティを誇っています。
現在は、『世界を目指す若い選手達(U23、U19+U17)に多くの実戦経験を積んでもらい、近い将来日本を代表する選手を育てるために開催する』 という大会コンセプトを持つ同レースですが、上記の様な主催者側のメンバーと非常にバランスの取れた美しい周回コース(1周14.2km)を考えると、将来的に国際レースへと進化していく可能性は十分にあるといえます。
実際にこのレースの仕掛け人の方からは 『是非、ツアー・オブ・ジャパンのスタート地へ』 というお言葉をいただきました。
最近、全国の各自治体から 『ツアー・オブ・ジャパンのコースに』 という非公式の打診をいただく機会が増えてきました。
現状では、『大阪→東京』 及び 『日曜日→日曜日』 という、地理的及び期間的な縛りがあるので開催地を自由に設定することはできない状況となっています。
何より、来年からは8日間8ステージとなるので、『空き日』 がゼロとなります。
我々としても、大きな犠牲と地域のプライドを胸に不断の努力を続け、20年間に渡って 『ツアー・オブ・ジャパン』 を支えてきてくださった既存ステージを大切したい想いは強く、『毎年新規ステージを!』 というわけにはいきませんが、それでもこの様な流れが生まれていることを大変嬉しく感じております。
今後も、既存ステージの実行委員会の皆さんとともに、『目標とされるレース』 となるべく、根気よく前進を続けていきたいと思います。