東京ステージコースチェック
毎年この時期に実施している 『東京ステージコースチェック』 に行ってきました。
“コースチェック” という言葉からは路面状況などの安全確認作業が連想されると思いますが、実際には、コース図面を作成する上で必要な、各種変更箇所の確認作業も同時に進めていかなくてはいけません。
『コース周辺の建物の名称は変わっていないか?』
『道路の形状は変わっていないか?』
『コース周辺の工事状況はどの様になっているか?』
などなど、路面状況だけでなく、様々な変化に気を配らせる必要があります。
ツアー・オブ・ジャパンの東京ステージのコースというのは、日比谷公園前をスタートし、約10kmのライン区間を走行した後に、大井ふ頭の周回コースへと突入していきます。
この、僅か10kmに満たないライン区間ですら、全ての交差点(コースと交差する全ての道路)や周囲の建物、工事状況などをチェックしていくと、その確認作業量は膨大になっていきます。
もし、ツアー・オブ・ジャパンが将来的に拡大していき、東京近郊でのラインレースが実現する日が来るならば、このコースチェックという作業だけで一つの仕事が生まれてしまいそうな気がします…
ツアー・オブ・ジャパンの仕事に就いて今年で2年目となりますが、まだまだ知らないこと、見えていないことがたくさん存在しています。
「ツアー・オブ・ジャパンのことならなんでも聞いてくれ」と胸を張って言える日は果たして来るのでしょうか?
それとも、ある程度は分業制を進めていき、把握できていない要素があっても良いものなのでしょうか。
まだまだ日々勉強、精進の時間が続いていきます。