富士山ステージ セレモニーラン
2015年のツアー・オブ・ジャパンには7年ぶりとなる新ステージ 『いなべステージ』 が登場します。
その一方で、クイーンステージとなる 『富士山ステージ』 のコース設定にも、地元小山町の努力により新しい試みが採用されることになりました。
これまでは 『須走商店街』 をパレードランのスタート地点していましたが、2015年大会からは 『ふじあざみライン』 入り口から約10kmほど離れた 『小山町生涯学習センター』 が セレモニーラン のスタート地点となります。
昨年までの 『パレードラン』 と、今年からの 『セレモニーラン』 が違う呼び名になっているのは、『UCIルールでパレードランのリミットが10km』 と定められているからです。
10kmを超える距離の場合は、レース外走行という扱いになるので、今年に関しては 『セレモニーラン』 という呼び名でこの新たな13.2kmのアプローチ区間が設定されました。
ちなみに、将来的には 『ふじあざみライン』 へに向かうこれらの移動区間を正式なレース区間に設定したいという意向もあり、諸問題などを徐々にクリアーしながら、より見応えのあるレースへ進化していければと考えております。
『激坂、ふじあざみライン』 に突入する前にある程度の距離をこなすことによって、新たな展開や戦略が生まれ、総合優勝争いへ向けた各チームの選択肢も一段と広がることになるでしょう。
国内の道路事情では一足飛びに物事を進めていくのは決して容易ではありませんが、より良いレースを目指して努力を続けていきたいと思います。